涼しい夏を過ごすもう一つの方法、シートカリー呼吸法のやり方
舌を丸めるのが難しく「シータリー呼吸法」ができなくても大丈夫です。
涼しい夏を過ごすもう一つの呼吸法である「シートカリー呼吸法」を行ってみましょう。
これは、口を横に開くだけなので誰でもカンタンにできます。
「シータリー呼吸法」と同じように、冷たい空気を口から吸って、温かい空気を鼻から吐き出していきます。
- シートカリー呼吸法やり方
- 口を真横に「ニッ」と開く。上下の歯は軽く合わせる。
- 歯のスキマから息を吸う。
- 口を閉じ、鼻から息を優しく吐きだす。
こちらも10回を目安に行ってみましょう。
夏に体内にこもった熱が冷め、涼しさを感じることができるはずです。
涼しくない夏こそヨガでぐっすり
暑い夏は、寝苦しい夜が増えますよね。
体温と睡眠とは深い関係があり、ぐっすりと眠りにつくときには深部体温が下がり体と脳が休息モードに入ります。
しかし、暑い夏には深部の体温がなかなか下がらず寝苦しさに悩むことに。
寝苦しい夏こそ取り入れて欲しいのが、就寝1~2時間前に行うヨガです。
ポーズをとっていたら、涼しくなるどころか暑くなるのではと疑問に思うかもしれません。
実は、深部体温が下がりぐっすり眠りにつく、という仕組みをとりもどすには、あえて一度体温を上げるのが効果的。
よく入浴するとぐっすりと眠れるといいますが、それも入浴によって体温を上げるとそのあと下がり眠りにつきやすくなるためです。
暑がりだから夏の夜は入浴したくない、という方はぜひ就寝前にヨガのポーズを取りいれて体温を上げてみてください。
ただし、アシュタンガヨガのような激しいヨガは熱をつくりだしてしまうので逆効果になることも。
1つ1つのポーズのホールド時間が長い、ゆっくりとしたヨガを行ってみてください。
そして就寝直前には、鼻から息を吸って鼻から長く息を吐き出す、ヨガの基本の呼吸法を取り入れてみてください。
活動モードのときに優位になる交感神経が働いたままだと、なかなか眠れず暑さがさらに気になってきます。
ヨガの呼吸法で、副交感神経が優位になり心身共にリラックスモードになると涼しさを感じる…とまではいきませんが、暑さに苦しむ前にぐっすりと眠りにつけるでしょう。
呼吸を活用して涼しい夏を手に入れる!
暑い夏を快適に過ごすヨガのメソッドをご紹介しました。
涼しさを感じられる「シータリー呼吸法」は、誰でも手軽にできるのでぜひトライしてみてください。
特におすすめなのは、暑さでついイライラしてしまったとき。
「シータリー呼吸法」で気持ちを落ちつけてみましょう。
熱帯夜を涼しく乗り切りたいときにも、ヨガは役に立ちます。
夏を快適に涼しく過ごしたい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
提供・yoganess
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