福岡県糸島市の移住支援制度をズラッとご紹介!
糸島市は移住にも力をいれていることから、移住支援制度も充実しています。子育てに関する制度、新婚夫婦に適用される制度、住宅や就業に関する制度まで、あらゆる方向からの支援がそろっています。ここからは、糸島市の移住支援についていくつかピックアップしてご紹介します。利用できそうな移住支援制度は見逃さずに上手に活用してくださいね。
糸島市結婚新生活支援金
糸島市で新婚生活を送る移住者に対して、新生活にかかった費用(住宅取得や住宅改修、引っ越しなど)を一部補助する制度です。婚姻日の年齢が夫婦ともに39歳以下の場合は上限30万円の支給、婚姻日の年齢が夫婦ともに29歳以下の場合は、上限60万円が支給されます。
出産した際は「出産育児一時金」を支給
国民健康保険加入者が出産した際には、出産育児一時金が支給されます。妊娠4カ月以上(妊娠84日移乗または12週以上)の流産や死産も含まれます。原則、子どもひとりにつき42万円の支給となります。
また、糸島市では出産費用が「出産育児一時金」よりも安かった場合、差額の支給も行っています。申請は下記の書類を持って、国保年金課へ申請に行きましょう。
- 保険証
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)
- 振込先の口座番号がわかるもの
- 医療機関が交付する明細書や領収書
- 医療機関が交付しする直接支払制度利用に係る合意書
※外国籍の方は在留カード
糸島市移住後に妊娠が発覚した際は、一度窓口に問い合わせておくと安心です。
糸島市には「糸島市子育て世代包括支援センターいとハピ」という相談窓口を設置しています。妊娠期から子育て期に抱える悩みを親身になって聞いてくれます。いとハピでは、助産師さんや、保健師さん、保育士さんなどの専門職のみなさんが暖かく迎えてくれますよ。妊娠期の不安なことはしっかり解決して、生まれてくる子供をおだやかな気持ちで待ちましょう。
3~5歳児の保育料・幼稚園利用料の無償化
令和元年の10月から、幼稚園や保育所、認定こども園を利用する3~5歳の子どもの利用料が無償化となりました。
施設によって上限は異なりますが、幼稚園や保育所にかかる基本的な利用料が無償化されます。送り迎えのバスや給食、行事にかかる費用は保護者負担ですが、共働き世帯のみならず、自宅でずっとこもりっきりで子どもをみている保護者にとって嬉しい制度です。
糸島市内の幼稚園では、幼稚園の教育時間だけでなく、教育時間前後でも園児を預かる「預かり保育」を実施しています。預かり保育の場合にも、「施設等利用給付認定」を申請することで、利用料の一部を補助する制度もあります。3~5歳のお子さんを子育て中の移住希望者はぜひ利用してくださいね、
地元の空き家情報が満載「きっと満足 糸島生活」
糸島市定住促進サイト「きっと満足 糸島生活」には、糸島市の空き家バンク情報が多数掲載されています。空き家や空き地は「前原地区」「二丈地区」「志摩地区」から検索可能で、外観や家の中の写真、建築年月から駐車場情報などがチェックできます。
ほかにも「購入する」「借りる」といった項目から、空き家ではない物件情報も検索できるので、糸島市での家さがしは「きっと満足 糸島生活」がおすすめです。
「きっと満足 糸島生活」には、住宅情報だけでなく「移住者の声」という題目で、実際に移住した先輩へのインタビュー記事なども掲載しています。ほかにも、糸島に移住を考えている方に向けたお役立ち情報がたくさんあるので、ぜひのぞいてみてくださいね。
仕事探しなら「きっとみつかる 糸島しごとさがし」
糸島市の公式WEBサイト「きっとみつかる 糸島しごとさがし」には、糸島市の求人情報がもりだくさんです。
「職種」「雇用形態」「地域」「フリーワード」検索で自分に合う仕事を探すことができます。求職者向けや企業向けのイベント情報なども更新されています。求職者向けのイベントには「福岡県ウェブ合同会社説明会」や「ミドル世代向けふくおかオンライン合同起業説明会」といった自宅から参加できるイベントもあります。
気になるイベントがあればぜひ参加してみてください。
農業を始めるなら「農業研修生を受け入れるまちづくり事業」
糸島市内で将来「就農」を考えている方を対象に、さまざまな支援を行っています。主な支援内容は、研修や補助金の支給などです。補助金は月額30,000円となり、傷害保険も糸島市が負担してくれます。また、遠方からの研修生には市所有の研修施設を無料で貸すなど至れり尽くせりの制度となっています。
支援の流れは下記の通りです。
- 営農類型などの面談を実施
- 糸島市内の研修受け入れ農家とマッチング
- 研修
受講期間は3ヵ月で、受講費用はかかりません。研修生は随時募集しているようなので、農業に興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。無料でしっかりと学べる支援制度は利用しないと損ですよ。
新規事業を始めるなら「新規起業者応援事業補助金」
糸島市で新たに起業しようと考えている方のための支援制度です。店舗や事務所を設けて開業するためにかかる費用の4分の1(上限30万円)を補助してくれます。
主な対象は、店舗の改装費用・広報費・地代家賃などです。補助金制度のほかにも、糸島市の商工会では「創業支援」として、創業に関しての相談に応じています。「創業したいけど、何から始めていいかわからない」「創業に関して相談する人がいない」という方はぜひ糸島市商工会の窓口へ連絡してみてください。
また、創業から5年未満の方を対象に「創業塾」といった講座も開催しています。事業をしていく上での必要な知識が学べる講座です。創業したい方は、糸島市の心強いサポートをぜひ利用してくださいね。
まとめ
糸島市では、大自然に囲まれたのびのびとした環境で充実した田舎暮らしがおくれるでしょう。福岡の中心部や空港にもアクセス良好な点や美味しいグルメが勢ぞろいしている点が大きなメリットです。一方で、光熱費問題や年収の低さというデメリットもあるため、移住前には十分なリサーチが必要となります。
自治体の移住相談窓口や実際に足を運ぶなどして、理想の田舎暮らしができるよう行動してみてくださいね。
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