名古屋から日帰りで行ける避暑地、養老の滝。実はすごいパワースポットも近くにあることをご存じでしょうか?今回は、「疲れた時にこそあえて行っていただきたい」養老の滝への涼しい散策コースと、滝の近くにある日本の名水100選「菊水泉(菊水霊泉)」についてご紹介します。

養老の滝とは?

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

養老の滝があるのは岐阜県養老郡養老町で、岐阜県大垣市の西隣に位置しています。このエリア一帯は木曽三川(揖斐川・長良川・木曽川)が地下でぶつかって湧き出す綺麗な湧水が有名で、大垣市は「水都」として昔から親しまれてきました。

そんな水の聖地ともいえるこのエリアの源流にほど近い所にある養老の滝は、近年ではマイナスイオンを感じられる場所としても挙げられ、森林浴を兼ねた散策にもおすすめの場所なのです。

また、養老の滝には「孝子伝説」という親孝行な若者にまつわる不思議な昔話が語り継がれていたりと、古い時代からずっとパワースポット的な場所だったようです。興味がある方はこちらをチェックしてみてくださいね!

養老の滝へ向かう前に…おすすめの駐車場

養老の滝へは車で行くという方が多いかと思いますが、注意して欲しいのは車を停める駐車場のチョイスです。駐車場は大きく分けて2か所あるため、目的に合わせて選んでくださいね。

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(画像=yoro-park.com 駐車場マップのスクリーンショット、トリップノートより引用)

まず一つ目の駐車場は「養老の滝駐車場」です。カーナビで目的地を養老の滝に設定するとまず始めに案内されるこの駐車場は、滝に最寄りで、駐車場から滝まで歩いて3分ほどの距離となっています。

ただし駐車場に停めるまでの道幅は非常に狭く、すれ違うのがやっとという雰囲気の山道を通過する必要があります。滝まで歩く体力に自信が無い方などにおすすめの駐車場です。(駐車料金は平日500円・休日1,000円)

続いて二つ目の駐車場は、「養老公園入口駐車場」(上記マップで言う第1P~第3P)。この駐車場は、養老の滝の他にも養老天命反転地や養老こどもの国に行く際にも便利な場所にあり、とても広いうえに通常は無料で停められるというイチオシの駐車場です。養老の滝への散策を楽しみたいという方には断然こちらがおすすめ。ちなみに駐車場から滝までは、のんびり歩いて40分ほどの距離です。

今回は養老公園入口駐車場から養老の滝まで散策するルートをご紹介していきます!※電車で行く場合、養老駅から養老公園入口駐車場まで徒歩で10分ほどです。

いざ養老の滝へ散歩スタート!

河川敷、売店、案内所などをのぞき見しながらゆったりと歩こう

駐車場から歩き始めると早速、たくさんのお土産屋さんや売店が見えてきます。滝までの道のりは結構長いので、ここはのんびりお店を覗いたりしながら進んでいきましょう。

また、左側には整備された河川敷があり、夏の水位が低い日なら水遊びができたりと気持ちの良い場所があります。時間に余裕があれば、ちょっと立ち寄ってみるのも楽しいです。

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)
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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

売店ではありませんが、スタンプを押せる施設もありますよ。「親孝行のふるさと会館」という名前の観光案内所のような建物で、スタンプを押すスペースがある他に、養老近辺のパンフレットなどがありますよ。こちらも記念に覗いてみてくださいね。

また「孝子」についての説明が書かれた展示もあるので、とりあえず一読してから先へ進みましょう。養老の滝や、菊水霊泉のありがたみが増すこと間違いありません。

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

さて、売店では様々な魅力的な食べ歩きフードが売られていますが、ここでは王道のお団子がおすすめです。養老清水のお団子は、20数年前から売られていましたが、最近新たにトッピングを選べるように進化しています。

プレーンな白いお団子か、よもぎがたっぷりと入った草団子から選択し、さらにその上にトッピングする「味噌」「甘だれ」などを選ぶこともできるというシステムです。(価格はどれも380円)

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

こちらはトッピングなしの草団子。写真ではわかりづらいのですが、団子一つ一つが子供の手のひらくらいの大きさがある「大きな」お団子です。団子自体に結構しっかりと甘味が付いているので、トッピングなしでも十分美味しくいただけますよ!

お団子を買うついでに、ペットボトルに入って売られている水も買っておきましょう。滝までの道のりでは結構汗をかくことになるので水分補給をしっかりと行う必要がありますし、空になったボトルは後ほど使います!捨てずにリュックに入れておいてくださいね。

ラストスパートは結構な傾斜

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

お団子で腹ごしらえをした後は、滝に向けた散策もラストスパート!渡月橋のあたりで、ルートは二手に分かれ、川の左側を歩くコースと、右側を歩くコースがあります。

左側コースは人気があり、歩きやすく整えられているコースです。初めて養老の滝を目指す方ならまずは左側を選んでおけば間違いないでしょう。

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

左側のコースを選んだ場合、滝に着くまでの最後のトイレは坂の中腹、紅葉橋を過ぎたあたり左手にあります。このトイレは、山のトイレだとは到底思えないくらい綺麗。滝を見ると、なぜかトイレに行きたくなるので必ず立ち寄っておきましょう。

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)
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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

写真のように、歴史を感じさせる石碑もあるので、ゆっくり見学しながら歩くのが楽しいコースです。ちなみにもう一方の右側コースは、人が少なく、より自然に近くて昔ながらの散策路といった雰囲気を味わえますよ。

滝に到着

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

さあいよいよ、養老の滝に到着です。行幸橋のたもとは絶好の写真撮影のポイントになっていますのでとりあえずこの場所で、滝をバックにして一枚撮っておいてくださいね。

ここで満足して帰ってしまう人もチラホラ居るようですが、それは勿体ないです!体力が許すなら、さらに右奥へ続く少し狭い階段を上ると養老の滝に最接近して滝つぼを見られます。

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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)
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(画像=mikish(石川美佳)、トリップノートより引用)

滝つぼではマイナスイオンをたっぷりと浴びて、滝の雫を軽くかぶれば火照った体もクールダウンできますよ。ここにはしめ縄を巻いた岩があり、撮影スポットになっています。