柔軟性を高めてカラダを柔らかくしてくれるヨガポーズはたくさんあり、今回取り上げる「合蹠のポーズ」は股関節の動きを良くしてくれるポーズです。

活動量が少なくなると、股関節を動かす頻度も少なくなってきてしまいます。

おうち時間は動きが少なくなってしまいますので、ご自宅でも簡単に行える合蹠のポーズで股関節周りをほぐしてみてはいかがでしょうか。

ヨガの合蹠のポーズとは?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

合蹠のポーズは、サンスクリット語で「バッダ・コーナ・アーサナ」と呼ばれています。

”蹠”という文字は”足裏”と読み、足裏同士を合わせたポーズです。

合蹠のポーズは特に股関節の柔軟性に効果的!骨盤周辺を柔らかくほぐし、足の付け根である股関節部分の動き、そして血流を良くしてくれますよ。

おうち時間が増える環境が続いていると、股関節を動かしたり歩くことが少なくなります。

股関節が硬いと、冷えやむくみなど全身に関わる不調が起こりやすくなります。

ポーズを行って股関節を柔らかくして、血行促進による冷え性や生理痛の緩和、泌尿器系の機能改善、骨盤の歪み調整、老廃物の排出などカラダを調整してあげましょう。

合蹠のポーズで得られる4つの効果

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

合蹠のポーズを習得することで、得られる効果は大きく4つ。

それぞれ解説させていただきます。

冷え性改善効果

個人的に実感できる効果としても、冷え性改善にはオススメです。

冷え性でお悩みの方は、

  • 普段、歩くことに意識してますか?
  • 歩幅をとって、しっかりと歩けていますか?
  • 階段を使っていますか?
  • 座ってばかりいませんか?
  • 在宅勤務ですか?
  • 運動していますか?

思い当たることが多い方は、合蹠のポーズで冷え性へのアプローチをしてもらいたいです。

座り仕事が続いていると、股関節を動かす機会がほとんどありません。

そのため、足への血流血行が行き渡らずに冷え性の原因になります。

試しに股関節をグルグル回してみると、足もしくは股関節あたりが温かくなるのを感じられると思います。

合蹠のポーズは、股関節をほぐして柔らかくしてくれるので血行促進効果で冷え性改善が期待できます。

生理痛の緩和

合蹠のポーズでは、骨盤周りがほぐれて整ってくれます。

その結果、骨盤の血流が良くなり、生理痛緩和に働いてくれます。

生理痛には座って行う合蹠のポーズもオススメですが、寝て行う合蹠のポーズもいいですよ。

寝ている状態はリラックスかつ、カラダの緊張もほぐれているためさらに生理痛緩和の期待ができます。

坐骨神経痛の緩和

合蹠のポーズは、坐骨神経痛に有効です。

骨盤周りの筋肉をほぐしてくれること、そして坐骨神経痛の改善に関わりのある梨状筋をほぐしてくれるため、坐骨神経痛や腰痛の緩和に期待できます。

特にデスクワークが続いている方は知らないうちに坐骨神経痛や腰痛の原因にもなりますので、1日の終わりに合蹠のポーズでほぐしてあげましょう。

今は痛みがなくても、予防という意味で習慣化してもらうことでその効果が大きいです。

リラックスして安眠効果

合蹠のポーズは座ってでも寝た状態でも行えるポーズですが、リラックスや安眠目的であれば寝て行うのがオススメです。

すべての緊張や疲れをマットに預けて、お好きな音楽やアロマと一緒に。

そんな贅沢時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。