小学生の2人の子どもを育てながら、ライターとして仕事をするズボラ母です。日々、どれだけ楽に料理や洗濯を終わらせられるかを考えています。同じくズボラなお母さんたちに、少しでもタメになる情報を届けていきたいです♪
子どもを預けて復職を考えたとき、保育園とベビーシッターのどっちに預けたらいいんだろうと悩んでしまう人は多いですよね。今回は保育園とベビーシッターの大きな違いや、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。子どもの預け方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
資格や育児の場所で比較!保育園とベビーシッターの違い
保育園とベビーシッターは、どちらも子どもを預かってくれるサービスです。でもどんな違いがあって、どっちを選んだらいいのかなと悩んでしまう人も多くいますよね。そこでまずは、保育園とベビーシッターの違いについて解説していきましょう。
育児の場所が保育園と自宅の違い
保育園とベビーシッターの大きな違いとしては、子どもを預かってくれる場所が異なります。保育園に子どもを預ける場合は、保育園に子どもを連れて行って預かってもらう形です。中には、園バスを利用できる保育園もあります。
一方ベビーシッターは、自宅に担当のスタッフが来て子どもを見てもらう形になります。集団保育をしたい場合は保育園を、1対1で密な保育を希望する場合はベビーシッターを選ぶとよいでしょう。
保育士は国家資格が必要
保育園で働く保育士は、国家資格を持っていることが条件となります。保育について学んでいるプロが子どもを預かってくれるので、親としては安心感が強いですよね。
ベビーシッターのスタッフは、保育士などの資格がなくても子どもを預かることができます。もちろん経験値が高いスタッフであれば安心して子どもを預けられますが、新人ベビーシッターの方にすべてをお任せするのは少し不安ですよね。
最近では保育士や助産師などの資格を持ったベビーシッターも多く、探し方によっては保育士と同レベルのスタッフを選べる場合もあります。
保育園に預けるメリット・デメリット
保育園とベビーシッターのどちらに預けるのが良いか悩んでいるママやパパのために、保育園に預ける際のメリット・デメリットについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
年齢に合わせた育児をしてくれる
保育園は0歳~5歳クラスでそれぞれ育児が行われます。クラスごとに年齢に合わせた遊びやお勉強を取り入れてくれるので、子どもを預かるだけでなく心身の発達にも効果が期待できるのがメリットです。
幼稚園に入るまでの間は保育園に預けたいという場合でも、幼稚園に入園するまでの準備をしっかりと整えることができます。
集団保育で社会性が育つ
保育園は集団生活が基本となるので、小さいうちから社会性を育むことができるのもメリットのひとつです。同じクラスの子ども同士だけでなく、多くの先生との関わりも人間関係を学ぶ上では大切ですよね。
また異なる年齢の子ども同士が一緒に遊んだり給食を食べたりする縦割り保育を実施している園も多く、上下の人間関係の繋がりにも触れられるよう工夫されています。
栄養が考えられた給食を食べられる
保育園では給食を採用している園が多く、基本的に親がお弁当などを用意する必要はありません。園では栄養士が考えたバランスのよい給食や3時のおやつを食べることができ、子ども達も食事を楽しむことを学べます。
さらに自分たちで育てた野菜などを給食に使ってくれることもあり、食育の観点からもメリットが大きいと言えるでしょう。
子どもの成長が楽しめる行事がある
保育園では運動会や発表会など、子どもの成長を披露してくれる行事が用意されています。普段は仕事で忙しくなかなか子どもの成長に触れ合えないママやパパにとって、親子で楽しめる行事があるのはとても嬉しいポイントですよね。
保育参観を定期的に行っている園やオンラインで子どもの様子を確認できる園などもあり、子どもの様子を確認しやすいのも魅力のひとつです。
個性が尊重されないのがデメリット
数多くのメリットがある保育園ですが、集団生活だからこそ個性の尊重が難しい点がデメリットになります。何人もの子ども達が一緒に過ごす中では、どうしても足並みを揃えなければいけない場面が出てきますよね。
そんな時、1人の個性を尊重するのは難しいものです。子どものペースに合った保育を望む方にとっては、保育園が合わないと感じる場合もあるでしょう。
ベビーシッターに預けるメリット・デメリット
保育園のメリット・デメリットについて解説してきましたが、同じようにベビーシッターに預ける際にも、メリット・デメリットの両方があります。ベビーシッターにはどのような魅力があるのか、解説していきましょう。
伸ばしたい分野を重視できる
ベビーシッターは1対1での個別保育になりますから、その子どもの伸ばしたい分野にしっかりと向き合って子どもを預かることが可能です。親の希望通りに、英語を重点的に学んでほしい、絵や工作などのアートを楽しんでほしいなど、子ども一人一人に合った過ごし方ができます。
密な信頼関係を築ける
ベビーシッターは保育園とは違い、親と子どもとベビーシッターの3人で関係が完結します。なので、より密接な信頼関係を築くことができますよね。
子どもの様子を毎日詳しく教えて欲しい、スタッフに相談などもしやすい環境を整えたいという方には、ベビーシッターのメリットが多いと感じられるでしょう。
短時間でのサービスも受けられる
保育園は長期的に育児をお願いする場ですが、ベビーシッターは短時間でのサービスを受けることが可能です。今日だけや週に1回だけなどのスポット利用も気軽にできるので、忙しいママやパパにとっては強い味方になってくれるでしょう。
訪問型の一時保育といった感覚で利用できるので、さまざまなシーンで活用の場が生まれそうですね。
送迎もしてくれる
ベビーシッターに育児をお願いすると、習い事への送迎などもお願いすることが可能です。仕事でどうしても途中で抜けられないという親にとっては、この送迎ありが大きなメリットになるケースは多いですね。
上の子が幼稚園に通っている場合、幼稚園の送迎や園バスのお迎えなども対応してくれるので、仕事がしやすいと感じるママやパパは多いのではないでしょうか。
料金が高いのがデメリット
柔軟な対応が魅力のベビーシッターですが、保育園と比べると料金が高くなりがちな点がデメリットになります。時間給で設定されていることが多いので、3歳以降の無料保育と比べるとどうしても費用が高くなってしまいます。
ただし保育園と違って収入による利用料金の変化がないので、高所得世帯にとってはベビーシッターの方が安く利用できる場合もあります。