滋賀県
滋賀県は近畿地方に位置する県で、琵琶湖で有名な県です。京都と隣接している事から、京文化が浸透している地域です。
特長
滋賀県は、古くから京都・大阪を支える農業県であったこともあり、県内の耕地面積のほとんどを水田が占めています。また、琵琶湖には多様な魚介類が生息しており、海産物を扱う鮮魚店とはべつに淡水魚専門の鮮魚店があるほどの漁獲量があります。
県内に空港は存在しないが、関西空港駅と草津駅を結ぶ特急列車があります。東海道新幹線の停車駅もある他、中日本高速道路と西日本高速道路が存在していますが、国道や県道の高規格整備はそれほど進んではいません。
一方で県内に13の大学・短期大学が立地しており、特に人口あたりの大学生数は京都府・東京都に次ぐ全国3位です。
おすすめの自治体
滋賀県で移住する際におすすめの地域は「草津市」です。草津市は、滋賀県の南西部に位置しており人口は約13万人で、県内2番目の多さです。東海道と中山道が交わる宿場町として栄えた歴史を持ち、京都まで20分、大阪まで50分で電車一本で通えるアクセスの良さがある上に、名古屋にも近く、日本のほぼ真ん中に位置しています。
高速道路や国道も通っており車での移動も便利です。大型スーパーも充実している一方で、で琵琶湖沿いの街には緑もたくさんあり自然豊かな街並みは、ほどよい田舎にふさわしいです。東洋経済新報社が発表した「住みよさランキング」では2013年~2017年までの5年間、近畿ブロックで1位、2021年度は近畿ブロックで2位にランクインしています。
移住支援制度
草津市の移住支援は、住居関係が充実しています。移住者を対象とした空き家情報バンクが2016年に創設され、古民家などへの入居もスムーズになっています。そして「新婚世帯向け家賃補助制度」として結婚新生活のスタート時に必要な資金を支援してくれます。夫婦ともに29歳以下の場合60万円の支給がされるので、移住後に結婚を考えている人にとってはありがたい支援です。
三重県
三重県はお伊勢参りで有名な伊勢神宮がある県です。
京都、奈良、愛知県に隣接しており関西と東海の文化が合わさっていることも特徴的です。
特長
三重県は、海、山の豊富な自然に恵まれ、農業・漁業が盛んです。
中でも伊勢海老は、全国的に有名な名物です。
伊勢神宮や世界遺産の熊野古道など、観光資源も豊富で、国内外からの訪問が多い県です。
交通に関しては、電車で東海道本線が走っていますが、リニアモーターカーによる中央新幹線が東海道沿いに計画されています。
津エアポートラインにより、2中部国際空港開業と津市の間に高速船が運行されています。
おすすめの自治体
三重県でおすすめの自治体は「桑名市」です。
桑名市市は、愛知県と岐阜県に接しており名古屋市から25kmの近さです。
名古屋市のベッドタウンとして開発されており、商業施設も充実していてアウトレットモールもあります。
山や河川があり自然豊かなところで、ハマグリが有名です。
観光地としては、長島スパーランドも近く、家族で楽しめる施設もあります。
移住支援制度
桑名市の移住支援が、定住促進奨励金があり、移住してきた人が1年以上継続勤務した場合に1人あたり30万円の支給があるので、正社員雇用を後押ししています。
子育てに関しては、「出産育児一時金の支給」があるので、新生児出産時に最大で40万8千円が支給されます。
静岡県
静岡県は中部地方に位置する県で、富士山が有名です。
伊豆や熱海といった温泉地もあり保養地として首都圏からの観光客も多い県です。
特長
静岡県は、太平洋側気候で比較的温暖ですが標高差が大きいため地域による寒暖の差が激しい県です。
東海道新幹線や東名高速道路など、関東地方と近畿地方を結ぶ交通の大動脈が整備されています。
海に山にと、自然環境も充実しており首都圏からの移住者人気が高い地域です。
おすすめの自治体
静岡県で移住におすすめの地域は「藤枝市」です。
藤枝市は、静岡県の中央部に位置しており東海道新幹線が利用可能という事もあり、静岡市のベッドタウンです。
温暖な気候で年間の平均気温は16.5℃と暖かく雪もほとんど降りません。
中山雅史や長谷部誠など、サッカー選手の生まれ故郷で「サッカーの町」としても有名です。
鮮度抜群の美味しい魚介が簡単に手に入ることや総面積28.8haの巨大な蓮華寺池公園など、生活していく上でプラスな面がたくさんある街です。
移住支援制度
藤枝市の移住支援は、かなりバランスが良いです。
家を建てる際に最大50万円の支援がある他、結婚後3年以内で40歳未満の子育て前の夫婦世帯に対して、引っ越し費用を最大50万円助成されます。
子育てに関しては、市内の空き家へ移住しリフォームを行った場合は最大100万円の助成を受けることが出来ます。
宮城県
宮城県は東北地方に位置する県で、農業、水産業、畜産業が発展しています。
県庁所在地の仙台市は、東北地方随一の発展都市です。
特長
宮城県は、夏期は酷暑が少なく冬季は東北地方にしては、降雪量が少ない地域です。
ササニシキやひとめぼれなど稲作農業や、カツオ、サンマ、マグロ、カジキなどの水揚げやワカメやノリ、カキなどの養殖業も盛んです。
東北新幹線が開通している事や仙台空港に仙台港など、東北地方においての人の移動や物流の拠点としての面もあります。
おすすめの自治体
宮城県でのおすすめの自治体は「富谷市」です。
富谷市は、仙台市のベッドタウンとして大型商業施設が多く、住みやすい街です。
人口の90%以上が新興住宅地の居住者で、子育て世代が多く住むことも特徴的です。
ブルーベリーの産地としても有名で、新規就農も歓迎されています。
移住支援制度
富谷市の移住支援は、子育て世帯にやさしい支援が多くあります。
待機児童ゼロで、18歳までの子ども医療費助成を行っている他、第3子以降の小学校入学時に、祝い金として3万円が支給されます。
さらに移住後に起業を考えている人には、市内の空き店舗を使った新規事業者に対して上限2万円で、賃貸の半分を3年間補助してくれます。
まとめ
移住を行う際に、田舎に移住すると生活面での不安が多くあります。
特に交通の便や商業施設、医療機関などは、生きていく上で重要になってきます。
移住を行う場合は、まずその土地のベッドタウンなどに住むことをおすすめします。
ほどよく発展した便利な田舎で、仕事も生活も充実することから目指してみてはいかがでしょうか。
提供・移住支援.com
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