恋愛を減点方式でしている女性のメリット
相手の粗探しばかりをしているようにもなりかねない、減点方式の恋愛。相手の嫌いなところや悪いところばかりに目をやっているのに、そんなの楽しい恋愛なの?と思う女性は多いのではないでしょうか?
しかし、そんな減点方式の恋愛であってもメリットはあります。相手のマイナスポイントに気づくというのも、悪いことばかりではないんですね。ここで少しメリットについてご紹介しますね!
恋愛を減点方式でしている女性のメリット①問題に気づきやすい
減点方式で相手を見るということは、問題がある点・良くない点に気づきやすいということです。相手の欠点に気づくのは、裏を返せば、自分がそのこと(相手の欠点にあたる内容)を大事にしているからです。
これを自分の中でため込むのではなく、ちゃんと相手に「もっとこうした方が良いと思うよ!」とポジティブに問題解決のためのアドバイスをすれば、相手にとっても学びにつながることもありますよね!
恋愛を減点方式でしている女性のメリット②冷静でいられる
恋は盲目というだけあって、好きな気持ちが先走ると、冷静に相手を見られなくなることもありますよね。
しかし、減点方式の恋愛をしている女性の場合は、悪いところに気づいているにもかかわらず、なかったことにする・見て見ぬふりをするということができません。つまり、後から振り返って、「あの時からこの別れの原因の前兆があったのに!」と失敗したと後悔することも激減るすことでしょう。
恋愛を減点方式でしている女性のメリット③観察力がつき期待しない
こんな意味での観察力は要らないと思うかもしれませんが、減点方式で見ることによって、「こういう発言をする人ってこういう傾向があるかも…」と、自分なりの基準ができます。
どうせこういう人はこうなんでしょ?と偏った見方をするのはよくありませんが、基準を持つことで、下手に相手に期待をしなくなります。恋愛のみならず、相手にこうしてくれるはず、こうするはずをいう期待をするのはフラストレーションを生み出すだけです。
実は無意識レベルで、この【相手への期待】をしてしまっている方は多く、その期待が原因で、感情的になってしまうことが増えてしまいます。
『こうして欲しいけど、こうしてくれない人もいるんだな』とわかっていると、減点をしたとしても、ちょっとの減点で済むのです。逆に期待で理想を追い求めているのでは、その行動ひとつでとても傷ついてしまったり、一気に0点評価をしてしまったりすることも…。
恋愛を減点方式でしている女性のデメリット
恋愛の減点方式にはメリットがある反面、もちろんデメリットもあります。むしろ、デメリットの方が多いかもしれません。たとえば、自分のこともマイナス面ばかり見られていたら、とても残念な気持ちだったり、悲しい気持ちだたりになりますよね?
自分がされると嫌なことももちろんありますが、実は、している側にもあまり気持ちの良いものではありません。そんなデメリットについても、しっかり知っておきましょう。
恋愛を減点方式でしている女性のデメリット①我慢することが増える
減点方式で彼を判断している以上、嫌な部分が見えた時に『そういうことする人なんだ。ガッカリ…』『こういうこと言う人なんだ…ガッカリ…』と、感じることがかさんでいくことになりますよね。
その❝ちょっとした気になること❞がどんどん積み重なっていくのですから、悪いところ・嫌なところとわかりながら、我慢していかないといけなくなるのです。むしろ、我慢との勝負のような恋愛になってしまいます。
つまり、関係が続くかどうかは、相手への好きな気持ちというよりも、自分が我慢できる相手かどうかという見方になってしまい、楽しいと感じにくくなってしまうのです。
結婚は忍耐なんて言葉を耳にしますが、果たして忍耐の関係に、イライラが消える日ってくるのでしょうか?呆れて開き直る日は来たとしても、決して楽しいものではないはず。我慢が必要なバランスの悪い恋愛なんてつらいですよね。
恋愛を減点方式でしている女性のデメリット②欠点を引きずりがち
相手の欠点を見つける度に、減点方式でどんどんマイナスしてゆき、『こういうのないわ…』というのを繰り返していくわけです。欠点ポイントを見つけ続ける状態なので、心境としては事あるごとに、前もこういうのあったし…今回はこういうのか…と欠点をずっと引きずったままになっていまいます。
このくらいまぁ許せるかなというようなポイントでも、次の欠点があると、上乗せされる感覚でしょうか。
もっとこういう風にしたらどう?なんて伝えていたのにもかかわらず、また相手が似たことをしてしまった場合、『言ってもわかんない男だ』としか受け取れなくなり、欠点にさらに欠点を追加するようになるんですよね。
ポジティブにこういうところは彼の個性という受け取り方ではなく、ダメな男としての見方しかできなくなってゆきます。こういう良いところもあるからという、挽回チャンスすらないので続くわけがありません。
恋愛を減点方式でしている女性のデメリット③けんかをしやすくなる
「前もそうだったよね!」「前から思ってたんだけど!」という言葉が出てしまいがちです。減点方式で見てしまっている以上、そういったモヤモヤが一気に爆発するタイミングが増えてきます。
おそらく、このけんかのスパンもどんどん短くなっていき、嫌な点を見つける都度、けんかをしてしまうようになる危険も…。減点方式で見ている以上、短所や欠点、できないところにイライラしてしまうことも多くなるでしょう。
恋愛を減点方式でしている女性のデメリット④ストレスになってしまう
欠点にフォーカスをしてしまっている以上、どうしてもストレスとして積み重なっていってしまいます。
『4回までは我慢しよう、でも5回目には切れます!』なんてマイルールのようなものを自分で決めてしまう女性も多いようですが、そんな、あと何回で…というのをやっているうちに、どんどんイライラも増えていくのは当然です。
それをやったところで、対等に相手と向き合えていると言えるでしょうか?
やられた男性側は、何回とか数えてたんだ…と試されているような状況にショックを受けますし、気持ちよく感じることはありません。
まして、「これまで何回もそう思ってたけど、今回もう何回目だから言うね」なんて言われたり「実はこう思ったのは今回だけじゃなくて、我慢してたんだ」などと叱責されたりすると、『前から思ってたのかよ!その時に言ってよ』『なにその恩着せがましい言い方!』と、と引いてしまいます。