減点方式の女性の恋愛は長続きしないの?
あまり良いことのないように思う恋愛での減点方式。実は減点方式での恋愛は、一般的に長続きしないとも言われています。やはり、これまでにご紹介したように、相手にもプレッシャーをかけることにもなりそうですし、なにより、減点方式をしてしまっている女性自身の心にも、あまりよい影響は与えていなそうですよね。
もちろん、かなり低い確率ですが、減点方式でもオールクリアだった!なんて人もいるかもしれません。
しかし、自分にも欠点や弱い部分があるように、彼にだって得手不得手はあります。それにもかかわらず、揚げ足取り・粗探しで相手のダメなところにガッカリしていたら、身がもちません。
恋愛が続かないのはもちろんのことですが、自分の相手への好きな気持ちのモチベーションは下がる一方です。好きな気持ちがどんどんすり減っていく恋愛ばかりなんですから、恋愛をすればするほど、貪欲になってしまう危険もあります。
恋愛の減点方式はデメリットだらけって本当?
これまでの説明でも十分わかるかもしれませんが、恋愛で減点方式をしてしまうことにはデメリットの方が断然多いです。減点方式で相手の苦手なことを見極めて、そこをあえて直視しないで済むように回避するというやり方もありますが、それって常に気を張っていないといけない状況になりますよね?
この状況はデメリットの負のループを生み出してしまうのです。このまま減点方式を続けてゆくとどうなるんでしょう?
恋愛の減点方式はデメリットだらけな理由①どんな人にも不満を抱く
恋愛関係のみならず、人の悪いところを見つけようとしたらきりがないですよね。悪いところというと重過ぎるので、わかりやすく言えば『自分と合わないところ』の方が想像しやすいかもしれませんね。
根本的に人は人です。それなのに、合わないところや嫌な部分・ダメな部分にフォーカスして異性を見ていると、どんなに素敵な人が現れても、やはりあら捜しをしてしまう状況になります。
このまま恋愛を繰り返していっても、必ず相手のなにかしら合わない点は目にするでしょうし、どんどん選択肢も狭まっていってしまいます。
『この人もこういうところあるのか…』と、変な経験値だけが上がっていき、しまいにはなにかしら不満を抱きながらしか恋愛をできなくなってしまうことも…。気づいたら、どんな恋愛をしても文句を言ってしまう❝可愛くない女❞になってしまう危険もあります。
恋愛の減点方式はデメリットだらけな理由②疲れる
減点方式の恋愛は、自分の心のバロメーターが常にフル稼働している状態ですので、精神的にも疲れてしまいます。付き合うことを楽しむこともできず、『またああいうことしたらアウトだな…』『私こういう人と付き合っていていいのかな…』とモヤモヤを抱えたままの状況です。
そんな心境で次のデートの約束をしたり、カップルを義務的に演じたりとしているうちに、気持ちも勝手に冷めてしまいます。
さらにこの状況が悪化すると、先ほどメリットとしてご紹介した【相手に期待しない】ことが裏目に出てしまい、『こんなこともできないならもういいや!』『どうせそこまでの人だし』と、別れる結果を招いてばかりになってしまうのです。
時間が経つほどに恋愛がしんどくなっていく上に、疲れもたまっていくなんて、良い事なしだと思いませんか?しかも毎回この結果のループにハマるので、恋愛の楽しさなんて感じなくなるかも…
恋愛の減点方式はデメリットだらけな理由③相手のせいにしてしまう
交際を減点方式で進めていると、前にもこんなことあったと思うこともあることでしょう。その時「前も思ったけど…」「こっちはこうしてるのに、なんであなたはいつもこうなの?」などと、ノンストップで相手を責める気持ちが出てきます。
私はあなたを見てるのよ?という本音が漏れ出してきそうな発言ですよね。自分のことより相手の落ち度に注目がいくので、相手がダメだからという感情に陥りがちに…。
相手を責めてばかりいても、こちらの歩み寄りや相手への理解なしに、良い交際は不可能です。どんな人と付き合ってもそれは言えること。
逆に万が一、何一つ減点するポイントが見つからない相手に出会ったとしても、そんな完璧な人が、減点方式を採用している女性に惚れるかと言えばクエスチョンです。相手のよくないところを非難する前に、ありのままのその人について正しくしる必要があります。