子どもの写真は一生もの。
しかし子どもの写真を撮るときに、いつも同じポーズになってしまうのが悩みのタネという方は多いのではないでしょうか。とはいえ、無理やりにポーズをさせると不自然になってしまいますよね。

自然にポーズを引き出すには、子どもと一緒に楽しむことがポイント!撮影の時にすこし工夫をするだけでいつもとちがう目線の一枚をのこすことができるかもしれません。

この記事では、だれでも簡単にまねできるかわいいポーズの引き出し方をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

[講師]ライター 大室さゆり

子どもの自然な表情をとらえられるポーズはこれ!

子どものかわいいポーズの引き出し方!子どもが楽しめるアイデアも
(画像=『トランカ』より引用)

子どもは、カメラを向けると意識してしまってなかなか自然な表情がとらえられないですよね。そんな時子どもが遊びながらできるポーズを考えると、おのずと楽しんでいる表情を引き出すことができます。

何よりも大切なのは、撮っているパパやママも一緒に楽しむこと。あそびの延長で撮影することでいつものかわいい笑顔を撮影することにチャレンジしてみましょう。

世界がさかさまに!トンネルポーズ

頭をしたにして、あしの間から顔を出すこのポーズ。子どもにとってはいつもと世界が違って見えてとても魅力的なポーズです。

子どもの顔が下の方にくるので、表情をうまくとらえるためにしゃがんで撮影するのがおすすめ。
また、カメラを構える前に撮影者も同じポーズをして遊んであげると良いでしょう。

子どもは穴から顔を出したりすることが大好きです。兄弟同士で穴をくぐったり手で輪をつくるなど他にもレパートリーを考えてあげると楽しいですね。

元気いっぱい!ジャンプポーズ

外で元気いっぱいにあそんでいる姿は、子どもならではのかわいさですよね。そのかわいさをジャンプで表現するジャンプポーズ。

ジャンプを上手に撮影するには、連写モードが一番おすすめです。短いあいだに何度もシャッターを切ってくれるので後で見返したときにベストショットをさがし出すことができるのです。

また、ジャンプから少し遅れてシャッターを切るとちょうど一番高い位置で撮ることができます。
動きが激しくなるので、スポーツモードやシャッタースピードをうまく活用して撮影しましょう。

はりきった表情が撮れる!お返事ポーズ

張りきって手をあげているときの自信満々な表情は、ぜひ写真に残しておきたい一枚。日常や幼稚園で慣れ親しんでいるポーズなので、子どもも抵抗なく挑戦することができます。

子どもが楽しい表情になるように、呼びかけを工夫しましょう。フルネームで名前をよんだり、年齢を問いかけるのも効果的ですので挑戦してみてください。

もちろん真正面からのアングルは定番ですが、少し下のアングルから撮影したり上から覗きこむように撮影しても楽しいかもしれません。

少し目線を外してもおしゃれな写真に

子どものかわいいポーズの引き出し方!子どもが楽しめるアイデアも
(画像=『トランカ』より引用)

ポーズを決める時、カメラ目線だけではなくあえて目線をはずした写真にもチャレンジしてみましょう。バッチリカメラ目線の写真とはまたすこし違ったおしゃれな写真を撮ることができます。

パパやママに向ける普段のかわいさを、そのまま切り取ることができるのがこのポーズの良いところです。

子どもの見て見てを引き出す!指さしポーズ

子どもは日常に新しい発見をする天才。そんな子どものすばらしさが伝わってくるのがこのポーズです。

公園で見つけたものや、目線の先にとらえたものを指さしてもらいましょう。少し下のアングルから撮影すると、より立体感のある一枚に。

子どもが興味をあるものを見ているときの瞳はとても美しいので、瞳にフォーカスをあてて撮影すると子どもらしさが引き立つ写真になるかもしれません。

おもいきり大の字で!寝転びポーズ

このポーズは、子どもがあまり動かないので初心者にもおすすめです。芝生やシートの上にあおむけに寝転がった子どもを上から撮影すれば、それだけで非日常感のある写真に。

被写体がふたりいる時は、寝転がったまま顔を見合わせておしゃべりしている姿もシャッターチャンス。より自然でかわいく写すことができます。

また、このポーズを上手に撮影するには、真上にカメラを構えるのがポイントですのでチャレンジするときは忘れずに。

集中する姿もかわいい!読書ポーズ

いつも元気に動き回っている子どもが、しずかに集中している姿はなかなか貴重な光景。なにげない日常の光景ですが、撮影しておくと思い出になること間違いなしです。

このポーズを撮るときの目標は、子どもと絵本を一緒に写すこと。うつむいたときの表情がかわいいので、絵本も写る斜め上のアングルから撮るとよいでしょう。

家の中で撮影できるポーズなので、だれでも気軽に挑戦することができます。