運動で消費するカロリー計算
ダイエットをする上で重要になってくるのが、運動でのカロリー消費です。具体的にはどれくらいカロリー消費するのか、成人になったあとでもよくやる運動の消費カロリー計算をしていきましょう。
ウォーキングの消費カロリー計算
まずはウォーキングの消費カロリー計算です。一般的にウォーキングの1時間あたりの消費カロリーは、体重60キロの人が1時間歩いて、約130~315キロカロリーと言われています。
消費カロリー計算の結果に幅があるのは、歩く速さによって変動があるからです。
例えば、体重70キロの人がやや早めのウォーキングで1時間歩いた場合は、約316キロカロリーになります。消費カロリーは歩く時間や距離、体重、運動強度によって異なりますのであくまで目安としてください。
ちなみに、普通に歩いている場合は3メッツ、やや早く歩いた場合は4.3メッツとなりますので、消費カロリー計算するときのために覚えておきましょう。ウォーキングのカロリー計算は、先述した消費カロリー計算式で出すことが出来ます。
ランニングの消費カロリー計算
ランニングの消費カロリー計算も、先程のカロリー計算式で求めることが出来ます。
ランニングを体重60キロの人が1時間した場合、約523~693キロカロリーと言われています。ランニングもウォーキングと同様に、走る人の体重や時間、速さによって消費カロリー計算の結果が変わります。
例えば、体重70キロの人がランニング(161m/分)を30分した場合、約360キロカロリーの消費カロリー計算になります。先に紹介した、一食あたりのカロリーを思い出してもらうとわかりやすいですが、昼食のカロリー分を消費するのに、20代成人男性は体重70キロで90分、20代成人女性は体重60キロで70分ほどランニングしなければなりません。ダイエットで痩せたいと思うなら、まずは運動習慣と規則正しい食生活をするように意識づけていきましょう。
料理のカロリー計算ってどうやるの?
運動によるカロリーの消費が大変なときは、料理のカロリー計算をして、カロリー摂取量をコントロールするといいですね。ダイエットで効率よく痩せていくためには消費カロリーよりも摂取カロリーが上回らないようにする必要があります。とはいっても、出された料理でカロリー計算をするのは結構難しいことです。具体的にどうやってカロリー計算をすればいいのでしょうか?詳しく解説していきます。
実は食材の多くは約80キロカロリーのものが多く、80キロカロリー=1単位と数えることもできます。単位×80キロカロリー=料理の消費カロリーを簡単に求めることが出来るのです。1単位あたり約80キロカロリーと呼ばれている食材は、次の通りです。
1単位あたり約80キロカロリーの主食
- ご飯50g(茶碗3分の1)
- 食パン1枚の半分
- うどん3分の1玉
など
1単位あたり約80キロカロリーの肉類
- 鶏の手羽先1本
- ウインナー2本
- 豚ひき肉40g
- 豚ロース40g 2枚
など
1単位あたり約80キロカロリーの油類、その他
- サラダ油、ごま油など1杯
- マヨネーズ 大さじ1
- ベーコン1枚(20g)
- 卵1個
など
1単位の分量を覚えるのは大変ですが、これらを当てはめれば簡単に料理のカロリー計算ができます。
例えば、卵1個・サラダ油1杯・食パン1枚を使ってエッグトーストを作ったとしましょう。
卵1個とサラダ油はそれぞれ1単位、食パンは2分の1で1単位なので1枚を使うなら2単位、合計4単位です。これに80キロカロリーをかけると、4×80=約320キロカロリー。フレンチトースト半分のカロリーは約240キロカロリーであることが分かりますね。1単位の分量を覚てしまえば、これは最も簡単に出来る料理のカロリー計算式です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
今回は、成人男性・女性がダイエットをする上で必要な消費カロリー・カロリー摂取量・カロリー必要量などについて詳しく解説していきました。1日の合計消費カロリーを簡単に求める場合は、「基礎代謝量+生活強度(生活指数)」の式を使ってみましょう。また、カロリー摂取量やカロリー必要量、運動で消費するカロリー、カロリーの計算方法も覚えておくとダイエットをする時にやりやすくなります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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