保育園、幼稚園での給食のメリット3:栄養士が栄養バランスを考えて作る
給食の場合、管理栄養士が子供の成長に合ったカロリー計算を行い、子供の成長や体にあった食事を提供してもらえます。また、節分や七夕、クリスマスなどのイベントメニューを提供してくれたり、季節の食材を使ったメニューや食べ合わせを考えてくれる園もあります。
家では子供があまりご飯を食べてくれない、家で作るメニューでは栄養の偏りが気になるといった心配もあるかもしれません。しかし、1日のうち1食は、栄養のプロが考えたバランスの良いメニューを食べていると考えれば、給食が提供されるのはとてもありがたいと思いませんか?
保育園、幼稚園でのメリット4:苦手な食べ物が給食で克服できる
パパママがお弁当を作るとなると、全部食べてほしいので子供が苦手な食べ物を避け、好きなメニューばかりを入れてしまいがちですよね。また、お弁当だと家庭によって見た目も中身もバラバラです。給食では、パパママが普段の調理で使わない食材や嫌いなものまで幅広い食材が使用されていますし、周りにいるみんなが同じメニューを食べることになります。
家では残してしまいがちな苦手な食べ物も「友達がおいしそうに食べているから」、「友達が食べているから私も食べる」という風に、いつもは食べずに残す食べ物も、給食で食べて克服し、家でも食べてくれるようになった! なんてことはよくある話です。
保育園、幼稚園での給食のメリット5:給食はパパママの負担が少ない
幼稚園はもちろん、保育園に子供を預けて働いているパパママは朝から晩まで忙しく、お弁当を作る時間がなかなか取れないのではないでしょうか。
お弁当を作るとなると調理以外の時間も発生します。食材を買い物に行ったり、メニューを考えたり、持って帰ってきたお弁当箱を洗うのにも時間がかかります。給食ならそういった時間が必要ないので、パパママの負担はぐっと少なくなります。
保育園、幼稚園での給食のデメリット
給食のメリットについて紹介しました。栄養面だけでなく、パパママの負担が少ないということも嬉しいポイントだったのではないでしょうか。では反対に、給食のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
保育園、幼稚園での給食のデメリット1:苦手なものばかり出た日はあまり食べてくれない
先ほど給食は苦手なものが克服できるとご紹介させていただきました。「友達が食べているから自分も苦手な食べ物を食べてみる!」といったものの、その日の給食メニューが苦手な食べ物ばかりだった場合には、給食をあまり食べてくれないということもあります。
給食のメニューが毎日苦手なものばかりというわけではありませんので、ほとんど給食を食べない日が続くことはないでしょう。しかし、できることなら、パパママが園での献立をあらかじめ把握しておいて、苦手な食べ物がたくさんあった日の夜ご飯では、子供が好きなメニューを作ってあげるなどのフォローをしてあげられると良いですね。
保育園、幼稚園での給食のデメリット2:仕出し弁当給食は質にばらつきがある
給食センターによって、食材にこだわっていたり、添加物は使用しない、季節のメニューが充実している、献立のバリエーションが豊富…など、さまざまな特徴があります。一方で、揚げ物が多く茶色ばかりのお弁当、野菜が少ない、冷たい、おいしくないというケースもあり、業者によって給食の質にはばらつきがあるのも事実です。
また、自園調理とは違いお弁当箱に詰めて配送されるため、おかわりすることができないのは子供にとって少し残念ですね。もし、子供を通わせたいと思っている園が外注の仕出し弁当給食を提供している場合、どのような弁当給食が提供されるのか事前に知っておいた方がパパママは安心できるかもしれません。
パパママがお弁当を作っていく園もある
保育園では給食を提供することが多いですが、認可外保育園の一部では運営方針から毎日必ずお弁当を持たせなければならないという園もあります。幼稚園では多くの園がお弁当持参教育方針によっては、必ず手作りのお弁当でなければならないという方針の園もあります。そこで、お弁当を作るメリットとデメリットについて、簡単にご紹介します。
お弁当のメリット・デメリット
お弁当を持参することのメリット
自分の子供だからこそ栄養管理はきちんとしてあげたいと考えているパパママにとっては、子供のためにお弁当を作ってあげるのは苦にならないことかもしれません。また、アレルギーを持っている子供のパパママにとって、子供が安心して食べられるものを提供できるのは弁当しかない場合もあるでしょう。。パパママが作るお弁当は毎日食べ慣れている味付けなので、子供も安心して食べることができます。また、子供の体調に合わせて毎日メニューを変えてあげることができるのは弁当のメリットではないでしょうか。
お弁当を持参することのデメリット
しかし、料理が得意でない場合や忙しくてお弁当を用意する時間が取れないといった場合には、やはりお弁当の負担は大きく、給食の園に通えばよかったと思うかもしれません。また、せっかく作ったお弁当も夏場の暑さで傷んでしまうということも考えられるので、衛生面に気を配らなければならないというのも負担を感じてしまうポイントでしょう。しかし、パパママが毎日作ってくれるお弁当というのは、子供にとってとても特別なものです。パパママが自分のためだけに作ってくれたお弁当というだけで、子供にはパパママの愛情が伝わるはずですよ。
まとめ:子供を通わせたい園が給食なのか、弁当なのか、入園前に調べておきましょう
給食の種類やお弁当との違い、メリット・デメリットについてご紹介しました。保育園、幼稚園が子供にどのような食事を提供するのか、栄養管理をどう考えているのか、園によって方針はさまざまです。
これから子供を保育園、幼稚園へ通わせようと考えいているパパママは、検討している園の昼食が給食なのかお弁当なのか、はたまた自園調理なのか仕出し弁当給食なのかについても事前にチェックしておいた方が安心ですよね。給食もお弁当もメリット・デメリットがありますので、子供にとって何が良いのか、パパママにとって負担にならないのかしっかり話し合うことが大切です。
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