午前中はマリオス展望室、岩手銀行赤レンガ館、もりおか啄木・賢治青春館を訪れ、ランチは盛岡三大麺の人気店で、午後は盛岡八幡宮、上の橋、盛岡手づくり村をめぐる、盛岡1日観光おすすめモデルコースをご紹介します。

午前:盛岡一望の「マリオス展望室」、建物も美しい「岩手銀行赤レンガ館」「もりおか啄木・賢治青春館」へ

午前中に盛岡にたどり着いたら、まずは盛岡の街を一望できる「マリオス展望室」へ。続いて現在は文化施設として開放されている「岩手銀行赤レンガ館」、石川啄木と宮沢賢治について紹介する「もりおか啄木・賢治青春館」を訪れましょう。

入場無料の展望スポット「マリオス展望室」

岩手銀行赤レンガ館にもりおか啄木・賢治青春館も!盛岡1日観光おすすめモデルコース【岩手】
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

盛岡駅西口にあるマリオスの最上階(20階、92m)に設けられた、入場無料の「マリオス展望室」。岩手山や盛岡の街を360度遮るものなく見渡すことができます。

盛岡の産業・商業を紹介する「岩手銀行赤レンガ館」

岩手銀行赤レンガ館にもりおか啄木・賢治青春館も!盛岡1日観光おすすめモデルコース【岩手】
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

マリオス展望室から景色を楽しんだ後は、「岩手銀行赤レンガ館」を訪れましょう。

明治44年(1911年)に盛岡銀行の本店として完成し、のちの岩手銀行である岩手殖産銀行が昭和11年(1936年)に譲り受け、本店として利用。平成24年(2012年)まで銀行として使用されてきたのち、約3年半の保存修理工事を経て、平成28年(2016年)7月に「岩手銀行赤レンガ館」として一般公開されることになりました。

岩手銀行赤レンガ館にもりおか啄木・賢治青春館も!盛岡1日観光おすすめモデルコース【岩手】
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

館内は無料の「岩手銀行ゾーン」と有料の「盛岡銀行ゾーン」があります。岩手銀行ゾーンでは、多目的ホールやライブラリー・ラウンジを無料で見学することが可能。多目的ホールからは八角形のドーム型天井を見られるほか、ライブラリー・ラウンジでは、盛岡の産業や商業について映像で紹介しています。

また盛岡銀行ゾーンでは、応接室や重役室といったフロアを有料で見学できます。建物の変遷や岩手の金融史を紹介しているほか、バーチャルリアリティー映像で建物の歴史や構造などを詳しく紹介しています。

レンガ造りの「もりおか啄木・賢治青春館」

岩手銀行赤レンガ館にもりおか啄木・賢治青春館も!盛岡1日観光おすすめモデルコース【岩手】
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

岩手銀行赤レンガ館の見学を終えた後は、「もりおか啄木・賢治青春館」へ。明治43年(1910年)に建てられた第九十銀行本店本館を利用しており、レンガ造りの美しいロマネスク様式の建物は平成16(2004年)に国の重要文化財に指定されました。

館内では、ともに盛岡の街で青春の時を過ごした石川啄木と宮沢賢治の青春時代や、盛岡の街について紹介しています。

ランチ:盛岡三大麺の人気店がおすすめ

岩手銀行赤レンガ館にもりおか啄木・賢治青春館も!盛岡1日観光おすすめモデルコース【岩手】
(画像=flickr.com トリップノートより引用)

もりおか啄木・賢治青春館の見学を終えたら、ひとまずランチタイム。盛岡の三大麺に数えられる盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺、わんこそばのいずれかがおすすめです。

盛岡冷麺を食べるならおすすめは「盛楼閣」。盛岡駅向かい、ワールドインGENプラザの2階にあるお店で、コクがあるのにあっさりとしたスープに、コシのある麺が特徴です。自家製のキムチもたっぷりはいった自慢の一品で、スタンダードな盛岡冷麺を味わえます。

岩手銀行赤レンガ館にもりおか啄木・賢治青春館も!盛岡1日観光おすすめモデルコース【岩手】
(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

盛岡じゃじゃ麺なら「白龍・本店」。戦時中に満州にいた創業者の高階貫勝氏が、満州で食べた家庭料理をもとに考案した料理で、ゆでた平打ち麺に”じゃじゃ味噌”という特製の肉みそやキュウリを加え、好みで生姜やお酢、ラー油を絡めていただきます。シメには茹で汁と卵のスープ「チータンタン」も味わって。

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わんこそばを食べるなら「東家・本店」がおすすめ。明治40年(1907年)創業の老舗で、とくに地元の人で賑わう人気の蕎麦店です。

給仕の「はい、じゃんじゃん!」という掛け声で、どんどん蕎麦が投入されてく名物の”わんこそば”は、椀を重ねていく様がなんともエンターテイメント。”わんこそば”以外にも、”南部そば定食”や”南部そば会席”などの郷土料理も味わえます。