美しい「竹の庭」で知られる報国寺は、ミシュランの観光版で3つ星を獲得したことのある景観が魅力的。日本らしい”竹”の景色を楽しみに、国内のみならず海外からも観光客が訪れます。鎌倉駅からはバスかタクシーとアクセスはそれほどよくありませんが、近くの杉本寺や浄妙寺とあわせて訪れるといいでしょう。竹林を眺めながらお抹茶をいただけば、それは至福のひととき。さぁ、美しい竹に魅了されに、報国寺へいざ出発!

報国寺とは

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(画像=PIXTA 報国寺の山門、トリップノートより引用)

報国寺があるのは、鎌倉駅からバスにゆられること10分と少しの場所。ミシュラン3つ星の評価を得ており、本堂の裏手に素晴らしい竹林があることから、竹の寺としてよく知られています。報国寺が創建されたのは1334年(建武1年)と歴史深い。室町幕府の初代将軍・足利尊氏の祖父である足利家時によって創建されたと言われています。

「竹の寺」で有名なことから、竹林ばかりがフューチャーされがちですが、境内には立派な庭園や貴重な遺跡である「やぐら」も存在します。それらを含めて、報国寺の見どころをこれから紹介していきましょう。

竹の庭はマストで訪れたい

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(画像=PIXTA 報国寺の竹林、トリップノートより引用)

報国寺といえばやはり竹の庭。本堂の裏手には約2,000本もの孟宗竹が生い茂っています。竹の庭を見るには拝観料300円が必要となりますが、報国寺の一番の見どころですので、ぜひとも訪れて欲しい場所です。晴れた日には竹のあいまからの木漏れ日が気持ちよく、爽やかで気持ちのいいひとときを過ごせるでしょう。

竹林を眺めながらのお抹茶

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(画像=PIXTA お抹茶、トリップノートより引用)

「竹の庭」には休耕庵という茶席があり、お抹茶をいただくことができます。美しい竹林を眺めながらいただくお抹茶はまた格別。心がスーっと癒やされていくのを感じます。お抹茶や干菓子付きで600円になります。

庭園が美しい

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(画像=PIXTA 報国寺の庭園、トリップノートより引用)

竹林ばかりに目がいきがちな報国寺ですが、中庭の枯山水も見事です。枯山水とは水のない庭で、白砂で水の表面を、石で山を表現、つまりは水を使用せずに山水を表現する庭造りのこと。報国寺では裏山を借景にした素晴らしい景観を楽しむことができます。

四季折々の花が咲く

報国寺では四季折々の情景を楽しむことができます。

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(画像=PIXTA 報国寺の桜、トリップノートより引用)

春にはとくに、迦葉堂(かしょうどう)近くの桜がとても綺麗に咲き誇ります。

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(画像=PIXTA 報国寺のあじさい、トリップノートより引用)

そして初夏には、境内のあちらこちらに綺麗な色をしたアジサイが私たちを楽しませてくれます。竹とアジサイ、苔とアジサイなど、情緒あるコラボレーションを見ることができるのは報国寺ならでは。

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(画像=PIXTA 山門の紅葉、トリップノートより引用)

報国寺は鎌倉の隠れた紅葉の名所です。竹と紅葉、枯山水の庭園と紅葉など、境内のあちらこちらで素晴らしい光景を見ることができます。