子供が1歳以降の伝統行事

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

1歳までは初めての行事がたくさんありますが1歳を過ぎると初めてがなくなるので「初」が付く行事はなくなりますが成長の節目に大切な伝統行事があります。

七五三

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

七五三はとても馴染み深い伝統行事ですよね。3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子の成長を祈って宮参りをします。室町時代に起源があるとされ無事に成長してきたことへの感謝とこの先の成長と幸せを願う儀式です。

3歳男女は「髪置(かみおき)の儀」、5歳男の子は「袴着(袴ぎ)の儀」、7歳女の子は「帯解(おびとき)の儀」という意味があります。11月15日に七五三のお参りをするとされていますが、現在では子供の体調や気候を考慮して11月15日にこだわらなくても大丈夫ですよ。

十歳(ととせ)の祝い(二分の一成人式)

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

成人する20歳の半分の年齢である10歳をお祝いする学校行事です。2分の1成人式をも呼ばれ子供達が将来について考えたり、親に手紙を書くなどして感謝をしたりすることが多いようです。学校へ保護者を招待して行事が行われることもあります。スタジオでは2分の1成人式のプランなどがあり、子供の10歳の姿を写真に残しておこうという家庭もありますよ。

十三参り

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

関西、特に京都に伝わる習慣で数え年の13歳になった男女が虚空蔵菩薩にお参りをする儀式です。十三参りは「13歳の厄払い」や「初めて干支が一周するので人生の節目を祝う成人式に近い意味」、「虚空蔵菩薩が知恵と福徳を司る菩薩であることから知恵を授かる知恵もらいの意味」があると言われています。お参りの際の服装は、女の子は着物や袴、男の子は紋付き袴が正式とされていますが、ワンピースやスーツ、制服などでも問題ありません。

成人式

『はいチーズ!clip』より引用
(画像=『はいチーズ!clip』より引用)

成人になったことを祝う儀式は古くから存在していて時代や階級などそれぞれで祝い方は違っていましたが、昔から何かしらの形で成人になる儀式はあったとされています。現在のように20歳を成人になる節目としたのは戦後で、1月15日を成人の日に定めたのもその頃です。

現在、1月の第2月曜日を成人の日です。女性が振袖を着る理由は振袖が未婚女性の第一礼装であり人生に一度の大切な通過儀礼である成人式に着るようになりました。成人になるということは昔からとても大切なことだとされていたのですね。

まとめ

子供にまつわる伝統行事は多く残されていますね。今も昔も子供の成長を願う親の気持ちに変わりはないということが分かると、形は少し変わっても節目での子供の健やかな成長を願う日を大切にしていきたいですよね。

提供・はいチーズ!clip

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