4.越前打刃物
福井県越前市で作られている刃物で、約700年の歴史があるとされています。江戸時代に漆職人たちが漆を求めて旅をする際に、刃物を売り歩いた為、越前の名産品として日本中に知られるようになりました。中でも鎌は研ぎやすく切れ味がよいため、全国一の生産量を誇っています。
越前市内の3施設「刃物の里」、「タケフナイフビレッジ」、「越前打刃物会館」では、越前打刃物の歴史や文化について学べる他、刃物に関する様々な体験、鍛職人たちの仕事風景の見学、伝統の技術で作られた刃物の購入など、越前打刃物をまるごと体感できます。
5.鯖江の眼鏡
福井県鯖江市は、世界三大眼鏡の産地として知られ、メガネフレームの国内シェアはなんと96%と言われています。
明治38年から始まった福井の眼鏡作りですが、昭和56年にチタンフレームの開発に世界で初めて成功し、その高い技術力から世界的な眼鏡の産地へと成長しました。
鯖江市にある「めがねミュージアム」では、約100年間の鯖江の眼鏡の歴史から、現在の最先端の技術やデザインについて紹介されている他、館内のショップでは地元の職人によって作られた良質の眼鏡も販売されています。
6.小浜の箸
福井県の小浜市は、日本の塗箸の生産量の8割を誇る「お箸」の生産地です。400年以上の歴史がある小浜の塗箸は、貝殻や卵の殻などで作った模様の上に、漆を塗っては砥石で研ぎを何十回と繰り返す「研ぎ出し技法」が特徴で、手間暇がかかるため一膳の箸を作るのに5ヶ月かかると言われています。その為、美術品や贈答品としても高いニーズがある工芸品です。
小浜の箸の専門店「箸匠せいわ」や「箸のふるさと館WAKASA」では、良質の小浜塗箸の購入や、オリジナルのお箸作り体験「研磨体験」などが楽しめます。
最後に
福井県は歴史や伝統ある工芸品や、世界に誇る高い技術によって作られている品など、様々な産業が盛んです。是非一度、ものづくり県「福井」に、自分のお気に入りの一品を探しに出掛けてはみませんか!
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