結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと12
【ワイルド(イギリス)の名言】
複婚・・・ひとりと結婚して多くを愛するほうが、どれだけ詩的であるか。
まるで男性の浮気願望を如実に表したような言葉ですね。結婚は恋愛の延長線上にある、とでも言いたいのでしょうか?女性からすると、思わず目くじらを立てたくなる表現です。
しかし、「恋愛をしたい」という感情が抑えられない限り、ひとりと結婚して責任や義務を背負い、気持ちだけでも恋している方が、どれだけ気分が楽でしょうか?
決して浮気や不倫を礼賛するつもりはありませんが、美しい恋愛願望を抱くのは自由です。結婚したからと言って、感情にまで忍耐を強いる必要はありません。
どこまで許容できるかは夫婦次第と言えますが、どうなろうとも、それも夫婦の縁と言えるのかもしれません。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと13
【シャルドンヌ(フランス)の名言】
男にとって大切なものは愛する女である。男はありとあらゆる幸福と苦悩とを女から引き出すのだ。女はあらゆるものに味気なさや辛みや、甘みを付ける。
多くの男性は、真に愛する女性ができると大きく変わります。ひとりの女性と縁を結び、愛し続ける喜びを味わいながら、相反するように悩みも増えていくと言います。
自分がよかれと思ってしたことが、女性がまったく受け入れてくれなかったり、ケチをつけたりすると、男性の心は沈むものの、次にはまた「喜ばせたい」と思うのです。
まさに忍耐こそが、女性を愛する上での最高の喜びとでも言わんばかりです。愛する女性がいると、それまで色彩のなかった世界が、色鮮やかに輝き始めるのでしょう。
そこまで愛される女性もまた、幸せに違いありません。そうした深い愛情で結ばれた夫婦であれば、人生の墓場に突入しても怖いものなしですね。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと14
【ドフトエフスキー(ロシア)の名言】
決して一か八かというきわどいところまで進んではいけない。それが夫婦生活の第一の秘訣である。
人には誰しも、誰にも見られたくない部分があります。たとえ夫婦と言えど、隠しておきたいことのひとつやふたつあるものです。
時には「相手の秘密を知りたい」という感情に突き動かされて、結果見たくもないものを見ることになることもあるでしょう。
ですが、夫婦の縁を切らないようにするには、「相手は自分に、すべてをさらけ出しているわけではない」と覚悟することも必要です。
世の中には見ない方がいい世界もあります。結婚生活ではそういった世界が現れやすいということを、心に留めておきましょう。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと15
【バイロン(イギリス)の名言】
ずいぶん敵も持ったけど、妻よ、お前のようなヤツは初めてだ。
まるでライバルにつぶやいたような、非常に興味深い言葉です。奥様にかなり一目置いていますね(笑)
数々の難敵よりも手ごわいのが自分の妻とは、なんとも皮肉な話です。仕事場よりも家庭の方が戦いの場と言わんばかりです。
ですが、戦場で戦い続けることを楽しんでいるのか、人生の墓場のように思っているかは、この言葉からだけでは読み取れません。
なんとなく、ワクワクしたような感覚が伝わってくるのは、私だけでしょうか?
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと16
【モーロア(フランス)の名言】
真に結ばれている夫婦にとっては、若さがなくなったからといって不幸ではない。共に年をとるということが、年をとるという辛さを忘れさせてくれる。
真に結ばれた夫婦というのは、心の奥底から相手を信頼し、二人三脚で人生を歩んでいけるようですね。
人生を歩むと共に訪れる「老い」は、ふたりにとって障害になり得ません。いっしょに年を取ることすら、ふたりにとって喜びなのです。
こんな縁を結べるほどの相手に回り逢えたことこそ、「生まれてきてよかった」と無条件に思えるはず。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと17
【コント(フランス)の名言】
男と女という、こうも違った、また複雑な二人の人間の間で、互いに良く理解しふさわしく愛するために、一生を費やして長すぎるということはない。
男と女は、根本的に考え方が異なります。それはもう、別の生き物と言ってもいいくらいです。
結婚生活が50年を超えようと、まだまだお互い理解できないことの方が多いと言っても過言ではありません。
それでも、お互いが「縁を結べてよかった」と思えるほどになれれば、結婚生活は成功と言えるのではないでしょうか?