あなたにとって、結婚とは何か?そう問われると、思わず考え込んでしまいますよね。世界には結婚に関する名言が数多く残されています。何年も夫婦生活を送っている人も、これから結婚を考えている人も、思わず結婚とは何かを考えさせられる名言をご紹介します。
結婚とは?覚悟か忍耐か…はたまた人生の墓場か?

結婚は縁あっていっしょになった夫婦が、生活を共に送っていくこと。結婚は幸せそうなイメージですが、その裏では覚悟や忍耐を求められ、人生の墓場と形容されることも。
ある程度の年齢となると、世間の流れに沿って、当然のように結婚していく人は多いけれど、結婚とは何か、深く考えて結婚していく夫婦はそういないでしょう。恋愛とは違う、ということが漠然とわかるだけです。
結婚という制度は、だれにとっても大きなテーマのようで、世界には結婚に関する名言やことわざがたくさん残されています。
結婚における名言、そして誓うべきことを、世界の名言と共に17コご紹介します。あなたは、どの名言に共感できるでしょうか?
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと1
【ヴォルテール(フランス)の名言】
結婚とは、臆病者の前に用意されたたったひとつの冒険である。
結婚生活は果てが見えないものです。その道中では、予測不可能なことがいくらでも転がっています。いかに恋愛でうまくいっていた夫婦だとしても、結婚生活が破れることはいくらでも考えられます。
時に忍耐が要求され、時に覚悟を決めなければならないこともあります。それこそ人生の墓場となってしまうかもしれません。
臆病者でも、とにかく突き進む覚悟を持って、結婚という冒険に挑めば、きっといろいろわかることが生まれてくるはず。
逆に、結婚を人生の墓場とするも、大きな幸せとするかは、夫婦ふたりの冒険の仕方にかかっていると言えるのです。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと2
【イギリスのことわざ】
結婚は悲しみを半分に、喜びを二倍に、そして生活費を四倍にする。
実に現実味のあることわざですね。結婚生活にはとにかくお金がかかります。子どもが生まれれば、その生活費は夫婦ふたりのそれとは比べ物になりません。
だからこそ、結婚生活において覚悟や忍耐が生まれるというもの。そして、そのことが喜びに変わっていくのでしょう。
どんな状況でも相手を思い、いっしょに人生を共にする覚悟があるかどうかは、何も生活費を稼げるかだけで判断できることではありません。
相手の良いところも悪いところも愛しく思えるのなら、少なくとも結婚生活が人生の墓場となることは考えられないでしょう。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと3
【モリエール(フランス)の名言】
人は無我夢中で急いで結婚するから、一生悔いることになる。
恋愛に多くの夢みる要素があるように、結婚も同じように、甘い夢のように感じるものです。
現実として、結婚生活は辛いこと・悲しいことの方が多いと言われています。幻想を抱いて結婚してしまうと、一生悔いることになります。
それこそ人生の墓場です。そして、その幻想が消えてなくなるのは、そう遠い未来ではありません。
適齢期を過ぎた男女は、結婚そのものに幻想を抱いていないにしても、「結婚すること」だけに神経を集中しがちです。
焦ってしまっては、真に見るべきモノも見逃してしまいます。一生悔いることのないように、結婚して自分はどうしたいのかを、よく考える必要がありそうですね。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと4
【テニソン(イギリス)の名言】
結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。
恋愛時代にこそ、チェックすべきポイントが盛りだくさんかもしれません。結婚前は、誰しも相手のいいところが目につきやすいものです。
ところが生活を共にするようになると、あいにく相手の悪いところもたくさん目につくようになっていきます。
そこで求められるのが忍耐、そして悪いところを受け入れてやっていくという覚悟です。多少のことには目をつむらなくてはなりません。
相手の悪いところを直そうとするよりも、「こんなものだ」と受け入れてやっていく方が、よほど楽に結婚生活を送ることができ、人生の墓場とならずに済むでしょう。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと5
【チェーホフ(ロシア)の名言】
結婚生活で一番大切なのは忍耐である。
ずばりそのものの名言ですね。日本で昔から結婚生活の形容として使われてきたこの格言は、実はロシアの文豪チェーホフのものだったんです。
先ほどの「片目を閉じる」という表現に通ずるものがありますが、ある程度許容できないと、結婚生活はまず続きません。
そして、夫婦どちらか一方でなく、忍耐はどちらにも必要とされる技能です。どちらか一方では、待っているのは別れです。
お互いがお互いを思い遣って、忍耐を続けることが、結婚生活という縁を続けるポイントと言えるかもしれません。