関西人と関東人では「行けたら行く」の意味が違う?
さらに「行けたら行く」には、雑学要素がありました。
なんと言葉の意味合いに、どうやら地域差があるようなんですね。
特に関西人と関東人には、明確な違いがあるようです。
詳しく雑学ネタを見ていきましょう。
【関西人の行けたら行く】行く気が無い時に使う
私も関西人ですからよくわかるんですが、「行けたら行くわ」を使う時には、基本的に「行けないと思っておいて」という意味が多分に含まれています。
誘ってみてこの返答が返ってきたら、「ああ、来る気がないんだな」と判断もします。
どうしてこのような「行く気がないのに行く素振りを見せる」返答をするのかというと、そこには関西人独特の心理戦が繰り広げられるからです。
関西人特有のゴリ押しが存在する?!
例えば、
「今度ライブ行こう」と誘われて、「アカン。無理やねん」と言うと、関西人の場合はゴリ押しされる場合があるんですね。
「何でやの!いいやんいいやん。行こう!てか、行くで!」
「無理や言うてるのに。そしたら、行けたら行くわ」
で、やっと落ち着く。

もう、何度もやり取りするのも面倒な場合があるので、最初から「行けたら行くわな」で片づけちゃうことが多いんですよね。
相手も、それで引き下がる確率が高いですから。
雑学的に覚えておいてもらってもいいかもしれませんが、関西人はクドイ傾向があります(笑)
そうじゃない関西人もいますが、まぁ関西人代表のオバさまを思い出してもらえるとわかりやすいですよね。
【関東人の行けたら行く】予定を変えてでも行きたい時に使う
関東人の場合はどうかというと、「行けたら行く」を使う場合、「行きたいんだけど予定がある。変更できれば行くので少し待って欲しい」という意味だというのです。
これには関西人としては、びっくりですね。
今どきですから、関西と関東の意識はかなり混ざってきているとは思いますが、言葉のニュアンスとしてはまだまだ差はあると思った方が良さそうですよね。
特に、関東の人に誘われたり、誘ったりする場合には注意した方がいいと思いました。
関東人が、「行けたら行く」を使う時には、「ハッキリと約束はできないけど行く気持ちがある」ということを忘れないようにしましょう。