8人が最終選考まで残ったが、このうち寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人が合格。timeleszは8人体制となり、同日にマスコミを集めたお披露目会見が行われた。

『timelesz project』新メンバー発表後、一部視聴者が大荒れ

 なお、新メンバー発表後は、新生timeleszや新メンバーへのエールがネット上に続出。加えて、timeleszファンクラブの新規入会時に割り当てられる会員番号から、「会員が激増した」と推測する人も散見される。

 一方で、審査基準などを疑問視する人も少なくないようで、中には「ずっと追いかけてきたけど、もう私が好きなtimeleszではなくなってしまった。バイバイ」などと“担降り”を宣言するファンも散見された。

 合否に賛否両論が巻き起こった背景について、芸能ジャーナリストの竹下光氏が話す。

「こうしたオーディションプロジェクトに関する番組については、長期間におよぶ密着によりオーディション参加者のキャラクターや存在をより身近に感じたり、その成長過程を楽しむことができて、視聴者も感情移入がしやすいといった長所があります。その反面、プロジェクトや“推し”のオーディション参加者に対する思い入れが強い分、どうしてもオーディションの結果に対して疑問を感じたり、納得できないといった感情を抱く人も出てきます。合格する人もいれば、残念ながら落ちてしまう人も出てくるわけで、賛否の声が上がるのは仕方のない部分ではありますよね」

『timelesz project』浜川路己の落選が波紋

 「合否の分かれ目」については、15日のお披露目会見で菊池風磨が「合否を分けたというような感覚はなく、我々が一緒にグループ活動をしていく上で、より一緒に歩んでいける、その可能性を感じさせてくれたメンバーということです」と説明。さらに「ボーイズグループをゼロから作るオーディションだったらば、またメンバーは違ったと思います」と補足していた。