この日の「豊川閣御輿渡御」と「稚児行列」は14:00頃から。場所は1日目と同じ境内だ。
豊川いなり寿司が大集合
17日(日)には、山門前では10:00から「豊川いなり寿司大集合」も行われる。
いなり寿司といえば、甘辛く煮た油揚げのなかに酢飯を詰めた素朴な味わいで、手ごろなファストフードとして古くは江戸時代から親しまれ続けている食べ物だ。
江戸や名古屋が発祥の地と言われているが、実は豊川稲荷の門前町もそのひとつとして伝えられている。現在の豊川市では、いなり寿司の上に愛知県名物のみそカツを乗せたものや、うなぎなどを乗せた創作いなり寿司が販売されており、全国に豊川市を知ってもらう活動の一環として「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」が結成されている。
そんな豊川いなり寿司が一挙に大集合する「豊川稲荷秋季大祭」の「豊川いなり寿司大集合」。いなり寿司がなくなり次第終了とのことなので、気になった人はここからチェックしてみて。
また、1日目に続き「大道芸猿回し」「全国骨董市」と屋台も並ぶので、連日を通して伝統からグルメまで楽しみ尽くせそうだ。
謎解きアトラクション初登場の「白狐祭」
今回の「豊川稲荷秋季大祭」では、昨年に引き続き「白狐祭」も開催する。開催日時は16日(土)16:00~21:00。場所は豊川稲荷境内で、和太鼓演奏や日本舞踊、ジャンケン大会などによるオープニングイベントが豊楽殿で18:00まで行われる。
ライトアップされた境内には、祭りならではの夜店や屋台、キッチンカーが並ぶ。また、体験ワークショップも実施されるほか、今年は初めて謎解きアトラクション「白狐と隠された奥の院」も開催。
「白狐と隠された奥の院」のストーリーは、境内で遊んでいる子どもたちが見つけた古びた巻物。そこに書かれた白狐からのメッセージをもとに、奥の院の中の謎を解き、白狐の秘密に迫るというもの。
謎解きアトラクションといえば、グループで協力して謎解きを行って物語を体験できることで人気を集めている。「白狐と隠された奥の院」も、同形式のアトラクションとなっているので、家族で参加して謎解きを楽しむことも可能だ。