15.マッターホルン(スイス)
山と湖の国スイスは、国中どこを切り取っても美しい景色ばかりですが、中でもやはりマッターホルン(標高4,478 m)は外せません。麓のツェルマット村から標高3,089mの高所まで40分で駆け上がる「ゴルナーグラート鉄道」に乗れば、苦労せずにマッターホルンの大絶景と対面することができます。
鉄道の終着地「ゴルナーグラート駅」にある展望台からは、マッターホルンの全景はもちろんのこと、スイス最高峰・モンテローザ山(4,634m)や双耳峰カストル(4,233m)とポルックス(4,092m)などの山々が一望でき、さらに山間から流れる「グレンツ氷河」の雄大な眺めも!
16.ヴァトナヨークトル氷河(アイスランド)
ヴァトナヨークトルはヨーロッパ最大の氷河で、その総面積は約8,100km²にも及びます。ここではヴァトナヨークトル国立公園内の「スーパーブルー」と呼ばれる氷の洞窟がとくに有名です。
その名の通り氷河から放たれる青い輝きは、思わず息をのむ美しさ。まるでサファイアに囲まれているかのような神秘的な光景です。11月から3月末までの冬の時期にのみ一般開放されますが、氷河の移動によって洞窟の位置が変化するため、ガイドを連れての見学のみ許可されています。
17.クルシュー砂州(リトアニア)
リトアニアの世界遺産であるクルシュー砂州は、全長98kmもある超ロングビーチです。湾曲しながら南へと伸びる細長い陸地の先は、ロシアの飛び地であるカリーニングラードへと続いており、北側52㎞がリトアニアの地となります。
18.クルカ国立公園(クロアチア)
文化遺産に登録されている「クルカ国立公園」。園内の主な見どころは7つの滝で、なかでも規模が最大で、クルカ国立公園を代表する滝として知られているのがスクラディンスキ・ブク滝(Skradinski buk)です。このスクラディンスキ・ブク滝は滝壺で泳ぐこともでき、大迫力の滝を目の前にしながらの水遊びは格別です。
またクルカ国立公園を訪れた際に見逃したくないもう一つの見どころが「ビソヴァツ島(Visovac)」。川にぽつりと浮かぶこの小さな島には14世紀頃に建てられた「フランシスコ修道院」があり、院内には絵画の展示スペースや14世紀の教会もあります。