世界的に類を見ない奇岩が広がるカッパドキアや、世界的に有名なイタリアの青の洞窟、石灰でできた純白の棚田が広がるパムッカレなど、一度は見てみたい、ヨーロッパのおすすめの自然風景をご紹介します。
1.ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(トルコ)
トルコの世界遺産であり、世界的に類を見ない奇岩が広がる「カッパドキア」。火山の噴火によって堆積した凝灰岩や溶岩が長い年月をかけて浸食してできたもので、びっくりするのはこの岩が住居の役割もしているということです。
壁画が見事な洞窟教会や、迷路のような地下都市が見学できるほか、この岩の形状を利用したホテルに泊まることもできます。宿泊するならぜひ気球の日の出ツアーに参加してみて。不思議な空の旅に連れていってくれます。
2.青の洞窟(イタリア)
世界的に有名な海の洞窟「青の洞窟」。ボートに乗った人が横になって入らなければならないほど入り口が狭く、波が高くなると入れなくなるため、入れるかどうかは運次第です。
洞窟の中は美しく透明感のある青い海が広がり、真っ暗な洞窟の中で水面だけが光り輝いているよう。洞窟に入ってくる光の屈折の角度の関係で、午前中が一番美しく見えます。
3.パムッカレ(トルコ)
トルコ西部にあるパムッカレはトルコの世界遺産として有名な街で、石灰でできた純白の棚田が広がります。地下から湧き出る温水の成分が固まり、白く結晶化してこうした姿を残しています。一部だけが石灰化しているので、急に目の前に雪山が現れたような気持ちになります。
近年では水量が少なくなってきているので、棚田の水がある部分は限られてきています。また、この石灰棚を登りきると、ローマ帝国の温泉保養地として栄えたヒエラポリス遺跡を見ることができます。
【こちらの記事も読まれています】