冬本番を迎える前に、寒さを快適に乗り切るためのインナー探しを始めた筆者。今年の注目アイテム、ユニクロとワークマンの新作インナーを試してみました。

◆ユニクロにワークマンが挑む、新作インナー

試したのはユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」(税込1,990円)と、ワークマン「シン・ホッとするインナー 裏フリース」(税込990円)。どちらも高い保温性が売りですが、実際に着用して感じた違いはどうでしょうか?詳しくご紹介します。

左:ユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」、右:ワークマン「シン・ホッとするインナー 裏フリース」
ユニクロとワークマンの今年の新作インナー。並べてみるとパッケージが似ていることに気づきます。後発であるワークマンが、確かな存在感を持つユニクロに真っ向から挑む意気込みを感じつつ、それぞれの違いを検証してみました。

◆ユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」は薄さにびっくり

ユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」
ユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」
まず、ユニクロの新作 「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」(税込1,990円)から。カシミヤが9%混合されていることが特徴のインナーです。

パッケージを開けて、まず驚いたのが、その薄さ。「極暖」という名前から、それなりの厚みをイメージしていましたが、とんでもない!薄くて、向こう側が透けて見えるほどです。

ユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」
手が透けてみえるほどの薄さです
また、ずっと触れていたくなるような、なめらかな肌触り。極細繊維によるやわらかい手触りもこの商品の魅力の一つです。

着てみると、軽く、体にあわせて伸縮します。薄く体にフィットし、肌触りが滑らか。まるで、自分の肌がもう一枚増えたような感覚です。冬のあったかインナーのイメージが見事に裏切られました。

左:ユニクロ、右:ワークマン。厚みが違います
左:ユニクロ、右:ワークマン。厚みが違います
そして、このインナーで特に気に入ったのは、上にフリースなどを重ねたときの快適さ。厚みがあるインナーは、重ね着すると、動きにくいと感じることがあります。そのため、冬場は肩こりがひどい……。