ワークマン「シン・ホッとするインナー 裏フリース」
裏面はブロック状になっています
肌に触れる面は、伸縮性のあるブロック状のふんわりとしたフリース生地。ひんやりしがちな朝にもやわらかいあたたかさが広がる感覚が心地よいインナーです。生地は厚いですが、このインナーはストレッチ素材が採用されているため、動きにくさは感じません。腕や体を動かしても突っ張ることがなく、軽快に動けます。ネックラインのアキ具合もちょうど良く、窮屈さを感じません。

洗濯マークが記載されているタグ 左:ユニクロ、右:ワークマン
洗濯マークが記載されているタグ 左:ユニクロ、右:ワークマン
また、形状保持機能があり、数回洗濯をしても生地の状態がしっかりしています。

◆透けないからTシャツ感覚で着られる

そして、最大の魅力は、ワークマンならではの990円という価格設定。コスパがいいので、ディリーにガンガン使いたいインナーです。

袖はユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」のほうが長い 奥:ユニクロ 手前:ワークマン
袖はユニクロ「極暖ヒートテックカシミヤブレンド」のほうが長い 奥:ユニクロ 手前:ワークマン
生地に厚みがあって、1枚でも透けることがないので、Tシャツ感覚でも着用られます。

素材はポリエステル43%、アクリル32%、レーヨン20%、ポリウレタン5%、サイズはM、L、LLの展開がありますが、色は今のところ黒色のみ。カラーが選べないところが残念です。

インナーの特徴が書かれているパッケージの裏面 左:ユニクロ、右:ワークマン
インナーの特徴が書かれているパッケージの裏面 左:ユニクロ、右:ワークマン
ワークマンは手頃な価格で暖かさを実現し、日常からアウトドアまで幅広く活用できるインナー。

一方のユニクロは価格が倍ですが、肌触りにこだわりたい方や着ぶくれで窮屈に感じている方におすすめ。

どちらも一長一短があり、使い分けることで冬の寒さを楽しく乗り越えられそうです。暖かく快適なインナー選びに悩んでいる方は、自分のライフスタイルに合った一枚を見つけるために参考にしてみてください。

<文/栗山佳子>

【栗山佳子】

損害保険会社で情報誌の編集に携わったのち、生活情報誌、住宅情報誌の編集を経てフリーランスに。現在はライターとして、ライフスタイルやスマホ関連の記事を中心に執筆中