11月9日(土)・10日(日)、アクアイグニス仙台にて、防災・スポーツ・エンターテイメントを組み合わせた、「大望祭!楽しんでたら学べていた ~親子3世代で防災を~」が開催される。
日頃から防災について話しておくことが大切
自然災害の多い日本列島。今年は年始から能登半島地震をはじめ各地で規模の大きな地震が発生したり、本州を大型の台風が襲ったりするなど、災害関連のニュースが多い。日頃から「防災」に関する情報収集を行い、家族内で話し合っておくことが大切だ。
ただ、2023年に発表された、小学4年生~中学3年生の子どもを持つ保護者を対象にした「子どもがいる家庭の防災意識に関する実態調査(※)」によると、子どもの防災意識が低いと感じている保護者は全体の32.2%という結果に。理由として「自分事としてとらえられていない」という回答が最も多くみられたという。
また、子どもと防災について話し合えている家庭は全体の43.4%と、半数以上の家庭では子どもとの防災についての対話機会を創出できていない実態があるようだ。
アクティビティを通し防災知識を身に付ける
そこで、今年9月1日『防災の日』に、プレイベントの「防災スポーツフェスタ in 仙台」を開催。イベントでは200名以上の参加者を集め、満足度は90%を超えた。
プレイベントの成功を基に、今回、本格イベントとして、家族が様々なアクティビティを通し、防災知識を自然に身につけることを目指した「大望祭!楽しんでたら学べていた ~親子3世代で防災を~」の開催が決定。防災専門会社や地域活性化団体が協力し、子ども連れの家族に加えシニア層にも向けて、防災とスポーツ、エンターテイメントを融合した楽しく学べるイベントとなっている。
4社が手を取り合い、防災イベントを企画
「大望祭!楽しんでたら学べていた ~親子3世代で防災を~」を共催するのは、防災の専門会社・SAKIGAKE JAPAN、スポーツを通じた社会課題解決を目指すイースリー、地域イベントなどを通じて、地域の活性化と文化の発展に貢献する東北パフォーマンスネットワーク、そして津波の跡地に東北復興のシンボルとして建設された「アクアイグニス仙台」を運営する仙台reborn。4社が手を取り合い、災害がいつ起きても対応できる知識や技術を全身で楽しく学べる場、参加者が自然と防災知識を身につけられる場を設計した。