日本は単一民族国家といわれますが、細かく見てみると地域ごとに文化や習慣の違いが見て取れます。特に「関東」と「関西」は日本を二分する二大勢力と言えるでしょう。関東と関西の違いはたくさんありますが、今回は特に驚く3つの違いを紹介します。

畳のサイズ

「畳○畳分」といえば、広さを表すために広く使われている表現です。しかし、その基準となる畳の大きさは、実は関東と関西で異なっています。

関東で広く使われる「江戸間」の一畳は約1.54平方メートル、一方関西で使用される「京間(本間)」の一畳は約1.82平方メートルといわれています。

エスカレーターの並び方

エスカレーターの立ち位置の違いは有名な話です。関東では左側に立つ「右空け」、関西は右側に立つ「左空け」です。

これは、関西では大阪万博の際に海外のスタイルに倣って左空けが、関東では右側が追越車線という自動車のスタイルに倣って右空けが採用されたためといわれています。