大学時代の友人から久しぶりにLINEが来て、嬉しくて返信したが…

2021年の1月中旬、大学時代の友人から久しぶりにLINEが来ました。「久しぶり」「元気してる?」など、たわいもない会話から始まりました。2、3年ぶりに連絡をくれたのが嬉しくて、私もノリノリで返信してしまったのが、始まりでした。

会話の中で、「最近感染症が流行ってて、大変だよね」なんて話もありました。そして、「収入も不安定で」「でも最近副業が儲かってる」なんて、きな臭い話題が始まりました。

「やっぱり、副業勧誘か…」と私は思いました。

旧友からの連絡は、まずマルチを疑えと言われているのは知っています。しかし、純粋に連絡してくれたと思い込んでいた分、ショックが大きかったです。

いきなり否定するのもなんなので、「そんなに儲かってるの?」と軽く話に乗りました。するといきなり通話がかかってきて、話を聞くことになりました。

内容を聞くと、完全にマルチ商法でした。彼女は「○○ちゃんとなら、良いビジネスができる」「儲かるよ」などと、耳障りの良い言葉を並べてきます。

そこで私は、「そんなに儲かるなら、1人でやった方が利益を独り占めできるじゃん?どうぞ」と言いました。この一言で、いきなり黙る彼女。その隙に「じゃあね〜」と電話を切って撃退しました。

後でまた連絡が来るかと思いましたが、一切通話もLINEもありませんでした。きっと私への勧誘はキッパリ諦めたのでしょう。今頃必死になって、次のターゲットにコンタクトを取っているはずです。

(30代)

今回は、詐欺に巻き込まれそうになったエピソードについて紹介しました。
詐欺に巻き込まれないよう、最低限のお金の知識はつけておきたいですね。

文・fuelle編集部