12:30 城下町「塩見縄手」を散策

クルーズの後は、船から見えた城下町「塩見縄手(しおみなわて)」の散策です。

塩見縄手は、松江藩の上級・中流武士がかつて住んでいた武家屋敷が並びます。「松江市伝統美観指定地区」や「日本の道100選」にも選ばれている趣のある通りで、町並みを歩くだけでも楽しめます。

写真:Emmy

お食事処もありますので、ここでランチ休憩をしても良いでしょう。

おすすめスポット「小泉八雲旧居」

塩見縄手観光で時間があったら、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「小泉八雲旧居(ヘルン旧式)」です。

『耳なし芳一』や『雪女』などの『怪談』で知られる小泉八雲が、夫人と共に約5か月間住んでいた旧居。屋敷は江戸時代中後期に建てられた武家屋敷で、侍の家に住みたいという八雲の強い希望だったそうです。

写真:Emmy
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邸内には、八雲のお気に入りの日本庭園が当時の姿のまま残されており、とても美しいので必見です。隣には「小泉八雲記念館」もありますので、興味のある方は立ち寄ってみて下さいね。

15:00 花の楽園「由志園」を堪能

松江駅または松江しんじ湖温泉駅から松江境港シャトルバスで約30~40分、最後は花の楽園「由志園(ゆうしえん)」へ。

1年を通して牡丹の花を愛でることができる、回遊式日本庭園です。

写真:Emmy

池の上に浮かぶ鮮やかな牡丹は大変美しいです。牡丹の他にも四季折々様々なお花を楽しめます。庭園内には風情ある橋や滝などもあり、ゆったりとした時間が流れています。

写真:Emmy

16:30 帰路へ

帰りは松江境港シャトルバス、または時間が合わなければ松江市営バス第4路線で松江駅へ、そこからまたバス(松江一畑交通)に乗り換え出雲縁結び空港へ。

米子鬼太郎空港の方が近いのですが、この時間は残念ながらバスの運行がなくなってしまいます。米子鬼太郎空港利用の場合は、由志園からタクシーで約20分です。

これで充実した2日間が終了です。お疲れ様でした。夕方または夜の便で帰路に着きましょう。

あと1泊できたらおすすめの島根・鳥取スポット!

ここまで1泊2日のプランをご紹介しましたが、2泊3日楽しめる人へ、更なるおすすめの近郊スポットをご紹介します。

【島根】足立美術館

松江駅から安来駅まで電車で約25分。そこから無料シャトルバスを利用して行けるのが「足立美術館」です。

出雲の山々を借景にした、5万坪もある壮大な日本庭園で、隅々まで手の行き届いた庭園は、日本人なら誰しも心落ち着く空間です。

庭園の他に、日本画もたっぷり味わうことができます。日本画壇の巨匠たちの作品や陶芸など約1,500点をも所蔵しており、中でも横山大観コレクションは日本随一で、大変見ごたえがあります。

【鳥取】水木しげるロード

松江市からほど近い場所にある鳥取県の境港は、水木しげるの故郷です。境港駅前は「水木しげるロード」と呼ばれ、歩いているだけでたくさんの妖怪に会え、レトロな町並みも味があります。

写真:Emmy
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「水木しげる記念館」「妖怪神社」など、子供から大人まで楽しめる施設もたくさんあります。境港には「米子鬼太郎空港」がありますので、こちらを利用して出雲・松江を周ることも可能ですよ。

【鳥取】鳥取砂丘

出雲・松江エリアからは少し離れていますが、日にちがあればぜひ「鳥取砂丘」へ。日本最大級の砂丘は一度は見たい絶景です。

写真:Emmy

砂丘の向こうには日本海が見渡せ、青と黄土色のコントラストは本当に美しいです。パラグライダーやサンドボードなどのアクティビティも楽しめます。

写真:Emmy

砂丘と合わせて訪れたいのが、砂丘の近くにある「鳥取砂丘砂の美術館」。ここでは見事な砂の彫刻を見ることができます。その繊細さと技術の高さに驚かされます。

終わりに

いかがでしたか?

古き良き日本を感じる出雲・松江の旅。忙しい女子が週末にさくっと行けるよう、1泊2日のモデルプランをご紹介しました。もちろん可能であれば2泊3日の旅もおすすめです。時間はあくまでも目安としてお考え下さいね。それでは素敵な旅になりますように。

提供:トリップノート

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