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今日の難読漢字は
「寥々」
「亙る」
「含嗽」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「寥々」!
「寥々」は、普段の会話ではなかなか使わない言葉。
小説や歌の歌詞などでは見かける言葉ではありますよ。
「さびさび」などと読んでしまった方は、不正解!
同じ言葉を繰り返すのは合っているのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「寥々」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「りょうりょう」
です!
「寥々」は、
「ものさびしくひっそりとしているさま」「空虚なさま」という意味の言葉です!
単に寂しいというよりかは、侘しさや空虚さを感じさせるような情景に使われます。
たとえば
「枯れ木が多く寥々たる風景だ」
「寥々たる海に漕ぎ出さなければいけない」
など、もの寂しい風景を表すのに使われますよ。
そのため、小説などで主人公の心情や荒涼たる情景を表すのに使われます。
「寥」という漢字に「さみしい」「むなしい」「しずか」と言った意味があり、
歌の中でも切なさややるせなさを表現することが多いですね。
難しい漢字だからこそ、覚えていると格好いいもの。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「亙る」!
「亙る」は、漢字こそ見慣れないものの、
会話や新聞、ニュースなどでは頻繁に使われる言葉です。
たとえば
「1ヶ月にも亙る交渉が、ようやく締結に至った」
なんてニュースで使われますよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「亙る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「わたる」
です!
「亙る」は、
「ある範囲に及ぶ」という意味の言葉です!
ある範囲には数値、とくに回数や時間などが多い・大きい時に使われます。
先に例文で書いた「1ヶ月にも亙る交渉が、ようやく締結に至った」も
1ヶ月という長期間を費やした、という意味を内包していますよね。
同じように
「5年に亙る長期の研究の賜物」
「300ページ超に亙る大作」
など、その数字によってすごさが伝わるような場面で使われます。
一般的に使われる「渡る」や「渉る」は、地点から地点へ横切ること。
また意味が似ている言葉として「亘る」がありますが、
こちらは数字より範囲に関する言葉(「各分野に亘る文献」など)です。
使い分けが難しいですが、覚えておくとかっこいい!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!