社会人になると当たり前のように名刺交換が行われるようになります。学生の頃はそのような文化がないので戸惑ってしまいますが、まずは名刺入れを購入しなければなりません。
ここでは新入社員でも持ちやすいような名刺入れを始めとして、シンプル・ベーシックな使い勝手の良い名刺入れについて解説しています。名刺入れの正しい選び方についてもご説明していますので、参考にしてみましょう。
名刺入れ必要な理由
名刺入れという名前の通り、名刺入れは名刺を入れるためのケースなのですが、入れておくことで綺麗な状態の名刺を維持できるようになります。ただし、ただ入れればいいというわけでもありません。
十分な量の名刺が入るのか、そして見た目もスッキリ収納できるのか、更に名刺を取り出す時はスマートな動作で行えるのかなどが重要なポイントとなります。
社会人では名刺交換の場は当たり前の光景となります。そんな時にモタついてはイメージダウンにもなってしまいますので、絶対に避けましょう。
また名刺入れのデザインもとても重要で、派手すぎたり、幼稚なデザインはビジネスシーンには向いていませんので注意しておいて下さい。
名刺入れは社会人のマストアイテム
名刺には名前や会社名、部署、メールアドレス、電話番号など、名刺を持つ方の情報がぎっしり詰まっています。相手側へ伝えたい大切なアイテムとなりますので、名刺入れは必須と言えます。
ちなみに名刺入れも持たず、そのまま裸の状態で名刺を渡す動作は失礼にあたります。社会人であれば名刺入れに入れるのはルールでもありますので、整理整頓する意味でも名刺入れは持っていないといけません。
また名刺入れの見た目も相手側は意外と見ており、安っぽいデザインだったり、遊び半分のような名刺入れだと、それだけで取引がスムーズにいかないパターンになったりもするので、気をつけましょう。
新入社員におすすめの名刺入れの選び方
特に初めて名刺入れを購入しようとしている時は、どのようにして選んだり、何を基準に購入すればいいのか分からないものです。ここでは名刺入れ選びに失敗しないような方法をご紹介いたしますので、迷っている時はぜひ1度確認してみて下さい。
選び方①ビジネスシーンに合うもの
まずビジネスシーンにおいて、目立ちすぎるような名刺入れはなるべく避けましょう。基本としてはどんなスーツにでも合うようなブラック、ネイビー、ブラウンあたりが無難でしょうか。
スーツの色に合わせて同じカラーで統一するという方法も清潔感があっておすすめできます。もし女性であれば淡いパステルカラーも好印象に受け取られるでしょう。
ちなみに頂いた名刺はすぐに名刺入れに入れるのではなく、1度ご自身の名刺入れの上に置いて、テーブルに置くのがマナーとなります。
選び方②収納枚数
職業によっても1日に名刺を交換する機会は変わりますが、営業職についている方や、1度にたくさん出会う機会がある場合は、大容量タイプの名刺入れを手にするようにして下さい。
できれば20枚~30枚程度の枚数を入れても少し余裕があるぐらいだと、使い勝手が良くなるので推奨できます。
選び方③素材
コストをなるべく抑えたくて安っぽい名刺入れを購入してしまうと、うまくいくビジネスもスマートにいかなくなります。名刺はご自身を紹介するための大切な情報となるので、名刺入れこそ上質なモデルを選びましょう。
シンプルなアルミケースも良いのですが、おすすめな高級感のある革素材です。ただし新入社員の場合は無理にハイブランドの名刺入れを購入しないようにして下さい。
相手側より高級な名刺入れを持っている場合、それが失礼になるケースもあるからです。新入社員はハイブランドのものよりも、まずは清潔感のあるしっかりとした人間であることを表現しなければなりません。
ブランドにするにしてもロゴが大きく記載されていなかったり、デザインが主張しすぎない名刺入れをセレクトするようにして下さい。
ちなみに革だとずっと長く使うことができる上に、使用すればするほど革の艶や味が出てくる仕様になっているため、その名刺入れがどんどんご自身の手にしっくり馴染むようになるはずです。
選び方④機能
特に名刺交換を1日に何回もする場合は、ご自身の名刺と相手の名刺がゴチャゴチャにならないためにも、仕切りがついているパターンだと凄く使いやすくなります。
整理もしやすくなって相手側のことも良く分かるようになるので、まとめて収納するというよりは、区切りがつけられる名刺入れをおすすめします。
選び方⑤出し入れしやすいもの
名刺をスマートに取り出すためにも、マチが広く設計されている名刺入れを購入しましょう。確実な名刺入れを手に入れるためにも、ご自身の名刺を実際に持って行って、名刺入れに入れてみても出し入れが楽なものを選ぶ必要があります。
スマートな名刺交換はビジネスシーンでも好印象を与えてくれますので、新入社員でもスマートなやりとりは求められます。