婚活の定番といえば婚活パーティーですが、参加をためらっている女性も多いのではないでしょうか。特に年齢が高くなってくると「若い子と比べられたくない」などと考え、なおさらに参加を迷うかもしれません。ここでは、実際の婚活パーティー主催者でもある筆者が、一般的なパーティーの仕組みや費用、体験談を紹介します。
婚活パーティーは大きく分けて3種類
まずは、婚活パーティーの内容と仕組みについてですが、大きく分けて「飲食を伴わない形式」「飲食を伴う形式」「イベント形式」の3種類があります。
「飲食を伴わない形式」は、大部屋で1人3分程度異性と話し、それを10数人程度繰り返し、最終的にカップリングする流れです。なかには、異性との交流を個室で行う場合もあります。
「飲食を伴う形式」は、いわゆる飲み会形式、または立食パーティー形式のどちらかが主流で、特に主催者側からのカップリングはなく、自力で相手と話を付ける形式です。席替えや相手変え程度は、あることも多いでしょう。
「イベント形式」は、例えば花見婚活やBBQ婚活、最近では料理婚活も増えてきましたが、こういった何らかのイベントを通した婚活です。
どの形式が当人に合っているかは分からないので、初心者の方はためらわずに勇気を出して、いろんなパーティーに参加してみましょう。
参加費用は年齢とともに上がる?
気になる参加費用や婚活費用についてですが、一概にはいえないものの、参加費は「飲食を伴う形式」「イベント形式」だと3,000~7,000円程度のものが多く、「飲食を伴わない形式」だと1,000~3,000円程度が必要になります。ただ、費用と内容は本当にさまざまです。
なお、注意点として婚活パーティーには、「女性の参加費用は年齢が上がる程に上がる」「年齢的に男性より早期に参加できるパーティーが限られる」特徴がありますから、参加はなるべく早めにしたほうが良いかもしれません。
婚活費用は「月1万~3万円」という声が多く(結婚と婚活に関するアンケート2017、結婚相談所サンマリエ調べ)、あとは成婚までの月数分が必要です。また、若い女性ほど成婚までの期間も短い傾向にあるようなので、年齢が高まる程に長くなる傾向なのが実情かもしれません。
参加者の体験談をご紹介!
筆者の主催する婚活パーティーの参加者の体験談(アンケート結果)を紹介します。ちなみに形式は「飲食を伴う形式」で、男女ともに年齢制限はなく参加費は男性6,500円、女性6,000円です。
久々の飲み会気分で、とても楽しい一時を過ごせました。また折を見て参加します。(30代後半女性)
あまり良いと思える男性がいませんでした。もう少しマシな方を集めて下さい。(40代前半女性)
全男性とゆったりお話できて良かったです。1人、良さげな方がいたので、これからガンバります。(30代後半女性)
婚活パーティーは、参加者も各自の結果も本当にさまざまで、中には初めての参加で運命的な出会いを果たす方もいれば、何年経っても終わりが見えない方も多いのが現実です。ただ、それでも自然な出会いがない方には、貴重な「出会いの場」ではないでしょうか。
成功の秘訣は「シンプルな積極性」
総務省による2015(平成27)年の国勢調査によると、30代後半女性の23.9%、40代前半女性の19.3%が「未婚」です。これはシンプルに考えて、「未婚の女性もたくさんいる」といえるのではないでしょうか。事実、筆者の婚活パーティーには、40代女性も多く参加しています。
実際に結婚までたどり着いた女性の例をみると、「積極的に動いたかどうか」が結果の分かれ目といえそうです。セットで「タフな精神」と「相応の経済力」を持ち合わせていると、さらに結婚にいたる可能性は高まります。
とはいえ、男女の巡り合わせは不思議なもの。何が起こるか分かりません。それこそ「その男性と出会ってみないと、婚活パーティーに参加してみないと」結果は分からないのが現実です。1人が怖ければ、ぜひ友人を誘って参加してみましょう。
最初は「ゴハン目的」で参加してみよう!
婚活パーティーは、必ずしも男性との出会い目的ではなく、おいしそうなゴハン目的や独身の仲間探し目的の参加者もいます。ほかにどんな参加者がいるかは分かりませんが、ネットで検索すれば情報はたくさん出てくると思います。まずは手ごろそうなパーティーに参加してみてはいかがでしょうか。
文・婚活FP山本(山本FPオフィス代表)
【こちらの記事もおすすめ】
>合コンとマッチングアプリ 経済的合理性が高いのはどっち?
>40代で幸せな結婚をつかむ女性の3つの特徴
>これを直せば結婚が近づく!?アラフォー婚活女子が陥りがちな勘違い
>婚活がうまくいかないと悩むあなたに伝えたい3つのこと
>事実婚にする3つのメリット。子どもができたらどうなる?