婚活FPとして日々多くの婚活を支援していると、うまくいかずに悩んでいる女性にたくさん出会います。婚活がうまくいかない女性には一定の理由や共通点があり、逆に婚活がうまくいく人にも共通点があります。婚活がうまくいかないと悩む女性に覚えておいてほしい3つの大事なことをお伝えします。

婚活がうまくいかない3つの理由

理想が相対的に高すぎる

婚活は就活と同じく自分の現在の市場価値を受け入れる必要があります。市場価値を決める一つの要素は年齢です。どうしても男性は結婚相手に若さを求めます。これは厳しいですが現実です。それに合わせて、あなたも考えを変える必要があります。好ましい言い方かわかりませんが、いわゆる“妥協”というやつです。いつまでも高い理想を下げられないことは、婚活がうまくいかない理由の一つです。

自分から積極的に動かない

婚活がうまくいかない人の大半は、「フラれるのが怖い」「傷つきたくない」など、ひたすら誘いを待つ傾向があります。傷つきたくない気持ちは誰にもありますが、積極的に動かなければ、高い確率で「生涯独身」の可能性があることを肝に銘じましょう。

自分の理想の相手がわからない

「どんな人と結婚がしたい?」と聞かれたときに、「フィーリングが合う人」「優しい人」と答えるような女性がこれに当てはまります。“あいまいな”願望は、男性と出会ってもその人が自分にとって良い人なのか自分ではわからず、少しでも気になる点や落ち度が見つかると見切ってしまうことがほとんどです。

この世に落ち度のない完璧な人間などいませんし、そうした点が少ない男性ほど人気があり、早期に婚活市場からいなくなります。良縁を見つけ出すためには、最低限の「譲れない条件」を明確にしておくことが大切です。

婚活がうまくいく人の共通点は積極性と無欲の精神

婚活がうまくいく女性は積極的で、相手に多くのことを求めない傾向があります。それぞれ就活に例えると簡単です。たとえば、2~3社にしか履歴書を送らない人と大手から中小企業まで何十社にも送る人と、どちらのほうが内定を得やすいでしょうか。答えは当然、後者です。

就活を始めたばかりの学生の多くは大手企業を求めるものです。しかし、就活を懸命に進める中で、当初は知らなかった中小企業の魅力に気付く学生もいます。しかも、大企業に就職できた学生のほうが中小企業からしか内定がもらえなかった学生より幸せになれるとも限りません。

就活と婚活を一緒にするなという意見もありますが、誰かの意見に耳を傾けられることも婚活を成功させる一歩と考えてみてはいかがでしょうか。

文・婚活FP山本(山本FPオフィス代表)

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