5. 宮ノ越宿 本陣
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江戸時代、宿場町の中で大名や幕府役人などの公的な旅行者が休息・宿泊できる家のことを本陣と呼んでいました。中山道沿いに広がる木曽路には11の宿場町がありますが、本陣建物が残っているのは、宮ノ越宿のみ。本陣には、その町の問屋や村役人など名主の家が指定されることが多かったようです。
こちらの宮ノ越宿本陣は入館無料。建物の中に入って自由に見学・休憩することができます。お手洗いも利用可能。中には、木曽にまつわる資料が揃った読書スペースもありますよ。
6. 旧松本高等学校校舎
1919年に設立された学校ですが、1945年に信州大学の発足にともない包括され、1950年に廃校となりました。校舎は、歴史的建造物としても貴重とのことから国指定の重要文化財となっているほか、NHK朝の連続テレビ小説『おひさま』のロケ地としても使用されました。
現在は、図書館や市民の文化会館として利用されています。校舎の内外は無料で観覧することができます。
7. 国立天文台野辺山
日本の電波天文学の聖地と呼ばれる「国立天文台野辺山」。ミリ波と呼ばれる電波をうける望遠鏡としては、世界最大の45m電波望遠鏡をもち、世界レベルの研究が行われています。構内の一部は見学コースとなっており無料で自由に見学することができます。直径45mの巨大パラボラアンテナをはじめ、直径10mのアンテナ6基、直径80cmアンテナ84基が立ち並ぶ光景は圧巻!
8. 松本市旧司祭館
1889年にフランス人の神父・クレマンによって、松本城の北側に建築された西洋館です。その後、100年近くにわたり宣教師たちの住居として使用していましたが、1989年に松本市へ寄付され、現在地へ移築復元されました。
入館は無料。日本で初の本格的な『日仏辞典』を編纂しはじめた歴史的な場所でもあり、長野県の県宝に指定されています。