今年の夏は、新型コロナウイルスの影響で海外旅行や遠距離旅行を控える人が多くなりそうです。そこで今回は、「あまり遠出はしたくないけれど旅行気分を味わいたい」という首都圏在住の人のために、日帰りで食べに行くことができる関東ご当地グルメを5つ紹介します。

旅行したいけど遠くに行くのはちょっと……という人へ

数ヵ月にもわたる自粛生活の疲れで「今年の夏はどこかに行きたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。とはいえ、先行きの見えない状況が続いていることを考えると「海外はおろか国内でもあまり遠くには行きたくない」という人もいるかもしれません。そんな人にうってつけなのが、近場で食べられるご当地グルメを目的としたプチ旅行です。

旅行の醍醐味の一つとして「食」は欠かせません。その土地の旬の食材を使った郷土料理をはじめ、そこでしか食べられないB級グルメなど全国各地にご当地グルメは存在します。自宅から1~2時間程度の比較的近い場所へのプチ旅行でも、ご当地グルメを楽しむことで非日常を味わえるはず!おいしい料理をお腹いっぱい食べて、日ごろのストレスを発散しましょう。

関東版 夏のご当地グルメ5選

夏はさっぱりとしたものや夏バテ防止にもなるスパイシーな料理が食べたくなりますよね。早速、暑い夏に食べたい関東圏のご当地グルメ5つを順に見ていってみましょう。

  • しらす丼(神奈川県)
  • くるみそば(埼玉県)
  • 深大寺そば(東京都)
  • よこすか海軍カレー(神奈川県)
  • 勝浦タンタンメン(千葉県)

1.しらす丼(神奈川県)

(画像提供:斉藤 貴士/stock.adobe.com)

神奈川県相模湾沿岸で漁獲されるしらすは「湘南しらす」と呼ばれ、全国的にも有名なブランドであることをご存じでしょうか。そんな湘南しらすを使った「しらす丼」は、神奈川県の鎌倉や江ノ島、茅ヶ崎の名物として知られているご当地グルメの一つです。しらすがおいしく食べられる時期は4~11月なので夏はまさに旬ですね!

また水揚げの量の多いこの時期は、ぜいたくに「生しらす丼」として食べることも可能です。神奈川県で食べる旬の生しらすは、家で食べる釜揚げしらすとは見た目も味もまったく別物ですよ!海鮮好きの人はぜひ鎌倉や江ノ島でしらす丼を堪能してみてください。

2.くるみそば(埼玉県)

(画像提供:杉本 考優/stock.adobe.com)

コシのあるそばを香ばしいくるみ入りのそばつゆにつけて食べる「くるみそば」は、埼玉県のご当地グルメとして知られています。埼玉県秩父産のくるみは栄養価も高く、夏バテ対策にもぴったり。そば好きなら夏に一度は味わいたい一品です。

くるみそばが有名な埼玉県秩父市は、自然豊かな地として高い人気を誇ります。そんな秩父の自然に癒やされながら爽やかな味わいのくるみそばを堪能して、心身ともにリフレッシュしましょう。