本日は魅力沢山のマレーシア、ペナン島のおすすめ観光スポットをご紹介していきます♩ ペナン島はロングステイで常に人気上位となり、歴史地区やハイキングのできる山や自然、ビーチやショッピングモール等、見所満載です。ご夫婦、カップル、友人同士でのマレーシア観光に、ぜひ参考にして下さいね

みなさまこんにちは!

マレーシアご当地ライターのRiKoです!

ゴールデンウィークも近づき、どこかへパートナーと旅行に行こうかな?という気分にもなってきますね。

本日は私の住むペナン島の観光名所をご紹介して行きたいと思います♩

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

ペナン島はクアラルンプールから飛行機で1時間の近さにありながら、ハイキングやビーチアクティビティ等の自然を満喫できるスポットや素敵なカフェやお店が軒を連ねる歴史地区のジョージタウン、立派なショッピングモールやコンドミニアム等しっかりした住環境もあり、短期滞在も長期滞在にもお勧めの場所です。

ぜひ、ご夫婦・カップル・ご友人同士での海外旅行やワーケーション等の短期滞在の計画の参考にして頂ければと思います*

ペナン島はマレーシアから飛行機の国内線で1時間程の距離にある人口数第三位の都市です。

かつては「東洋の真珠」と讃えられた世界遺産の歴史都市、ジョージタウンをはじめ、島の中には美味しいお店巡りのできる様々な場所や、波の音を聞きながらのんびりと時間を過ごせるビーチエリア、気軽にトレッキングができるができる山の上の避暑スポットや会社員の通う企業テナントが集まるエリアや、シンガポールのような大きく立派なショッピングモールのあるエリア等があります。

ペナン島の丘の上にそびえる優美な寺院群

今回ご紹介する極楽寺(Kek Lok Si Temple)は丘の上にそびえる、ペナン島の歴史と深い関わりのある、必須の観光スポットです♩

此方の寺院は、古くペナン島に渡った華人の実業家と僧侶によって建設されました。

ペナン島はシンガポール建国前、アジアとヨーロッパ、中東をつなぐ交易の主要な港町となり、かつてはアラブ、イギリスを始めとするヨーロッパ、と中国やアジアの商人で賑わう島でした。それにより、様々な国の文化を島の至る所で垣間見る事ができます。

極楽寺の敷地総面積は約12万㎡にも及び、マレーシア国内でも最大の寺院となります。

象徴的な形をした塔のパゴダは、下層が中国式の八角形の塔、中層がタイ式、上層がビルマ式を取り入れた独特のデザインをしています。

極楽寺(Kek Lok Si Temple)は18世紀後半のペナンの英国領時代に避暑地として開拓されたペナンヒルの麓にあり、丘の上にあることから塔の上に立って見下ろすと、海の近くに聳える街の様子を見下ろす事が出来ます。

塔の上から見下ろすペナンの街の光景は、忘れられない旅のひと時となる事でしょう。 寺院への入場料は無料ですが、塔の上や観音像へ向かうロープウェイ等が有料となります。

ジョージタウンの中心部からはGrab、タクシー等で30分程、バスで45分程でアクセスする事ができます。

車での来訪者の為の無料駐車場も備えています。

[Kek Lok Si Temple 極楽寺]
Kek Lok Si Temple, Jln Balik Pulau, 11500 Air Itam, Penang, Malaysia
営業時間 8:30〜17:30(不定休)

Kek Lok Si Temple 極楽寺の歴史

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

極楽寺はジョージタウンにある観音亭・廣福宮の住職であった妙蓮法師(Beow Lean)によって開祖されました。

妙蓮法師は中国の福州にある亀山法堂の修復の寄附を募る為、 1885年にペナンに渡りますが、その後ジョージタウンにある観音亭の住職となります。

観音亭には当初、ペナン島での航海や漁業の成功を祈願し、道教の海の女神である媽祖を祀っていましたが、開祖後、観音菩薩を祀った事から、観音亭と呼ばれるようになりました。

妙蓮法師が観音亭の住職となった暫くの後、ジョージタウン郊外にある広大な丘が、仏教の僧院を建てるのにふさわしい風水を持っていることを発見。

その丘が鶴が羽を広げたような形をしていることから「フオックサン(鶴の丘)」と名付け、 仏教徒の修行場となる寺院を建てることを決意します。

客家系の実業家達が彼を支援し、1983年についに極楽寺の建築を開始します。

1904年に第1期の工事を完成させ、清の光緒帝から極楽寺のために7万巻の経典や石碑を贈られました。