蒼は子供の名前に使われることも多い漢字として知られています。そんな蒼を子供の名前に使用するのを検討しているときは、漢字の意味や由来についてもチェックしておきましょう。子供の名前にどのような想いを込めるかによって最適な漢字を選んでみてはいかがですか。
【蒼】の漢字について
子供の名前に漢字を使用するパターンが多いと思いますが、その時に気をつけておきたいのが漢字の意味や由来。漠然としたイメージで漢字を決めて、後から「自分の子供にふさわしくなかった」ということになったら大変です。
まずは蒼の意味や由来、読み方、イメージなど基本的な情報をチェックしていきましょう。本当に我が子にふさわしい漢字なのかを考えながら蒼を使うかどうか検討してみてください。
読み方
訓読みにしたときは「アオ(イ)」「シゲ(ル)」、音読みだと「ソウ」と読むことができます。蒼を名前として使った場合は「シゲル」「ヒロ」とも読むことが可能。
蒼と組み合わせる漢字によって読み方が変わっていきます。蒼にぴったりな漢字を選んで、名前の呼び方も決めていきましょう。読み方によって名前の雰囲気も変わってくるのでぜひこだわってみてはいかがですか。
画数
名前に使う漢字は画数にも注目してみましょう。画数は姓名判断で人格を表す大切な要素になります。画数にもこだわることで、良い将来を子供に与えてあげられるのではないでしょうか。蒼の画数は13です。姓名判断において13画は吉の画数なので名前に使うのに最適。
13画は周りの人から好かれ、責任のある立場に抜擢されるような人柄になると言われています。金運や家庭運も良い画数であることから、充実した人生を送ってもらいたいという場合にふさわしい画数ではないでしょうか。
由来
蒼は「アオ」と読むことから色の青をイメージするかもしれません。しかし、蒼は青とは異なる由来の漢字です。蒼は草冠と倉に分けられるのがポイント。倉に草を干している様子を表す漢字として蒼は誕生しました。そのため、青の色とは少し異なる意味を持っています。
意味
蒼は草の青さを意味する漢字です。青のようなはっきりとしたブルーではなく、青緑色に近い色を表していると言えるでしょう。草の色を表していることから、蒼には草がしげるという意味もあります。
同じように「アオ」と読む漢字はほかにも「碧」や「藍」が挙げられます。「藍」は「アイ」と読むイメージが強いかもしれませんが染料として使用する場合に「アオ」と読まれるので覚えておきましょう。
「蒼」「青」「碧」「藍」はそれぞれ表す色が異なります。色をイメージして名前をつけるときは想像している色と違いがないか事前に確かめておくことも大切です。
イメージ
蒼は広々とした大地に草が生茂る様子をイメージさせる漢字です。雄大な自然が広がる様子を想像できるのではないでしょうか。また、蒼は「蒼海」や「蒼天」という言葉でも使われることから広い海や空をイメージすることもできます。
どちらもスケールの大きさを感じさせるイメージです。これからの人生をスタートさせる赤ちゃんにふさわしい漢字と言えるでしょう。蒼のイメージを活かした名前をつけてみてはいかがですか。
【蒼】に込められる想いとは
子供に名前をつけるときは親の想いをこめることが多いはずです。「こんな子に育ってほしい」という願いを込め、名前を決めている方がほとんどなのではないでしょうか。
続いては蒼に込められる想いについてご紹介します。自分が込めたい想いと合致しているのかも考えながら蒼を子供の名前に使うか検討してみてください。
大自然の草木のようにのびのび育ってほしい
蒼は草木が生茂る様子を表す漢字です。そのため大自然の草木のようにのびのびと育ってほしいという想いを込められるでしょう。誰かに邪魔されることなく、自分の信念を大切にしながら自由に育つようにという願いを込めて名前をつけてみてはいかがですか。
同時に病気や怪我をせず健康に育ってほしいという気持ちも込められます。スクスクと育つ大自然の草木のように健康な毎日を過ごせれば、きっと素敵な未来が待っているはずです。
夢を持って充実した人生を送ってほしい
海や空、草木など雄大な自然を感じさせる蒼は、大きな夢を持って邁進してほしいという気持ちも込めることができます。大自然のように大きなスケールで、自分なりの夢を持って行動できるような人になってほしい場合に最適な漢字ではないでしょうか。
夢を持って生きることは充実した人生を送れるということです。一度きりの人生が良いものになるように願いを込めてみましょう。
グローバルに活躍できる人になってほしい
スケールの大きさを感じさせる蒼は国際的な活躍ができる人になってほしいという気持ちを込めるのにも適した漢字と言えます。日本だけに止まらず、あらゆる国で活躍できるようなグローバルな人に育ってほしい場合に蒼を使ってみてはいかがですか。