もうすぐ生まれてくるお子様の名前に悩んでいる方はいませんか?中には【杏】という漢字を使おうかと迷っている人もいるのではないでしょうか!【杏】の漢字の意味や由来、込められる想いなどをご紹介していきます。ぜひ参考にしてください♡
【杏】の漢字について
【杏】の漢字の名前といえば、女優の杏さんを真っ先に思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか?女の子の名前によく使われる漢字の1つですが、男の子にも使用されています。まずはそんな【杏】の漢字の読み方や画数、由来、意味、イメージをご紹介していきます!
読み方
【杏】は音読みでは「アン」、「キョウ」、「ギョウ」、「コウ」と読みます。訓読みだと「あんず」と読みます。また、人名用の特殊な訓読みとして「あ」や「り」と読ませる人もいます。ギョウと読ませる名前はかなり珍しいですが、他の読み方はよく見られます!
読み方で印象も大きく変わりますね。1文字でそのまま名前として使えますが、様々な漢字と組み合わせても良いでしょう。
画数
名前を付ける時、画数も気になる人が多いですよね。日本では伝統的に、人の姓名で使用する文字の画数で性格や運勢の可能性を判断します。みなさまも、どんな風に育ってほしいか、どんな人生を歩んで欲しいか考え、願いを込めて名付けてみてはいかがでしょうか。
【杏】の画数は7です。7画は、意志が強く責任感があり、困難を乗り越えられる忍耐力のある人に育つと言われています。また、想像力豊かで人望のある人になるとも言われていますよ。他の漢字と組合わせる場合は合計の画数を意識してください。
由来
木の枝に実を付けている様子をかたどっている漢字です。由来はその形の通り、「木」の下に果実を表す「口」を組み合わせて、口で食べてもおいしい果実が実る植物を表しています。
意味
【杏】の漢字が差す意味は、植物の「あんず」です。あんずはバラ科の落葉喬木で、別名「唐桃(からもも)」とも言います。春に桜よりも少し早く美しい淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にはオレンジ色のかわいらしい実がなります。
味は甘く食用で、アプリコットジャムやお菓子などによく使用されています。また、イチョウの実の銀杏を意味する漢字でもあります。
イメージ
【杏】はかわいらしいイメージのある漢字です。あんずの花言葉の1つに「乙女のはにかみ」というかわいらしい花言葉があります。これは、桜よりも一足早くはにかむようにピンクの花を咲かせることにちなんでいると言われています。
またあんずの種子は、古くから「杏仁(きょうにん)」と呼ばれる咳止めや風邪の予防の漢方として薬として使用されています。また、中国では名医のことを「杏林(きょうりん)」と呼びます。そんな背景から、「人の助けになる」というイメージも持っている漢字なのです。
【杏】に込められる想いとは
名前には、これから育っていく我が子への想いを込めたいものですよね。【杏】の漢字を名前に使うとき、どんな想いを込めることができるのでしょうか?3つご紹介していきます♪
見た目も中身も美しく育ってほしい
【杏】の漢字を使うときには、美しい子に育ってほしいという願いを込めることができます。綺麗な花と可愛らしい果実を実らせて美しく育つあんずを意味するこの漢字ならではの素敵な想いですよね。女の子の名前に使われることが多いのもこのためでしょう。
また、あんずの果実は見た目だけでなく味も美味しいのです。見た目だけでなく、心も美しく周りの人を喜ばせるような子に育ってほしいという気持ちを込めて使用できます。
人助けができる優しい心をもってほしい
先ほどご紹介したように、あんずは昔から薬用として使用され、多くの人を助けてきた植物です。また、中国では多くの人を助けた名医を「杏林」と呼ぶこともご紹介しましたね。
そんなあんずのように、多くの人を助けることができる優しい心を持ってほしい、という想いを込めることができます。
実りある人生を送ってほしい
【杏】の漢字は、木の下に実を付けている様子をかたどっている漢字であるとご紹介しました。そんな【杏】の漢字を使用する時には、実りのある人生を送ってほしい、という想いを込めることができます。
これからの人生では、努力したり挫折したりしながら生きていくことでしょう。そんな人生の中で、様々な経験を得て、努力を実らせ、たくさんの大切なものを手に入れてほしいものです。