覚えておいてほしいのは、リマインドする時に、何か明るいニュースと結びつけることです。かつて、戦に勝利した知らせを伝えた使者は酒池肉林の接待を受けたのに、敗北した知らせを伝えた使者はその場で殺されてしまったという話を聞いたことがあります。勝利も敗北も、その使者が左右できることではないのに……。たとえそれをわかっていても、出来事とその情報を伝えてきた人を、どこかで結びつけてしまう傾向が人間にはあるのでしょう。
だから、明るいニュースとともにリマインドすることで、編集者さんに好印象を残してほしいのです。実際、ちょっとしたことで、受け手の気持ちは変わります。「桜がきれいに咲き誇っています」というメールなら、企画も桜咲く合格を連想させますが、「桜の花も散ってしまいました」では、なんだか企画まで儚く散ってしまいそうです……。
企画が通るまではつい悪いほうに考えて落ち込んでしまいがちですので、明るいニュースを探すこと自体が、そんな時期のメンタルケアにもなってくれますよ。
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