【今週の一冊】
「毎日4分で超快適!超ラジオ体操」(谷本道哉著、扶桑社、2019年)
先日の本稿でTestosteroneさんの筋トレ本をご紹介した。今回のテーマはラジオ体操。実は数週間前、あまりにも自分の体が凝り固まっているのが嫌になり、「とりあえず」ラジオ体操を始めてみた。平日朝6時25分からEテレで放映している番組を観たのだが、画面に映し出される出演者の皆さんとそっくり同じ動きでトライしたところ、かなりの運動量!「ラジオ体操なんて小学校の運動会か夏休みにやるもの」と思っていた私は大いに反省したのである。以来、朝だけでなく、NHKのテレビおよびラジオの放送時間に合わせて体を動かすようになった。大真面目にやればやるほど効果大であることを実感中だ。
今回ご紹介するのは、そのラジオ体操を軸に谷本道哉さんがアレンジした運動。カラー図解入りで、QRコードも付いているため、動画でもチェックできる。ポイントは「ゆっくりと体を動かすこと」。何となく動かしているだけでは、どこを鍛えているのかわからなくなり、効果も期待できない。だからこそ、ゆっくりじんわりと動かすことが、その筋肉へのアプローチにつながる。
動きの他にも栄養や運動についての読み物が充実。「筋肉は何歳からでも強くなる」(p73)、「関節は『消耗品』。いたわることを忘れずに」(p88)など、日常生活を送る上で大切なことが綴られている。私自身、ラジオ体操を機に自宅にいても体をこまめに動かす大切さを感じているところ。ぜひ多くの人が体を動かすことで、心身の健やかさを取り戻してもらえたらと思う。
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