3.【体験談】有名中学に合格した子の幼児期の過ごし方

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

有名私立中学の合格を勝ち取った親子は、どんな幼少期を過ごしていたのでしょうか?気になりますよね。ここでは、私の周囲のリアルなケースをご紹介していきたいと思います。

(1)豊島岡女子学園中学校に合格した子の話

女子御三家は桜蔭・女子学院・雙葉ですが、これらの学校に勝るとも劣らない進学実績を誇るのが、豊島岡女子学園です。

女子御三家の”すべり止め”のイメージが強いですが、最近では理系に強いこともあり「豊島岡女子学園が第一志望!」という子も増えています。

東大や早慶にも高い進学実績がある豊島岡女子学園に合格したAちゃんは、幼児期から”基礎学習”を大事にしてきたそう。

Aちゃんママはフルタイムワーママで平日に幼児教室などに通う時間はなかったそうですが、「家庭では毎日何かしらの取り組みを行っていた!」と言ってました

  • Aちゃんは2歳から公文を始め宿題は必ず消化していた
  • その結果、3歳過ぎから絵本を自分で読めるようになり「本の虫」になった
  • ピアノは教養として習わせたけど、人前での演奏が自己肯定感につながった

幼児期の習い事はピアノと公文のみ。Aちゃんの場合はガッツリ幼児教育をしたというよりも、公文でコツコツ基礎学力を積み上げたという印象です。

(2)開成中学に合格した子の話

男子御三家の開成中学に合格したB君ママは、私のママ友の中でも一番強烈です。(笑)

幼児教室にガッツリ通い、国旗カードやフラッシュカードなどなど、「これ以上やることないんじゃない?」というほど様々な取り組みを行っていました。

そんなB君ママのすごいところは、”子ども目線で楽しく幼児教育を行っていたところ”です。

B君ママの発言でとても印象的だったことがあります。我が子がまだ3~4歳の頃の話です。「最近子どもが計算を嫌がるんですよね…。」と何の気なしに愚痴ったところ、B君ママは「それ、まだ難しいからよ。A4の紙に超でっかく1問だけ書いて計算させてみて。驚くほど食いついて計算するよ。」と。

この時、雷に打たれたような衝撃を感じました。私は目の前の課題を”やらせること”に躍起なっていましたが、B君ママは常に”楽しく”を心掛けて幼児教育を行っていたのです。

  • B君ママのモットーは”幼児教育は楽しく”
  • できないなら出来るレベルまで下げて教える
  • 無理強いは絶対NG!

その甲斐あってか、B君は学ぶことが大好きな男子に成長。【学ぶ=楽しい】のを知っているからか、塾の宿題も自ら積極的に取り組み、開成合格を勝ち取りました。

ちなみに、B君ママは今でも私の師匠的なママ友です。(笑)

(3)ラ・サール高校→国立医学部進学した子の話

九州最難関の男子中高校一貫校、ラ・サール。C君の場合は、某私立中学卒業後にラ・サール”高校”へ進学しました。

C君が中学受験を意識し始めたのは、小5の冬とかなり遅い時期。C君ママが「高学年だし、そろそろ塾にいかせようかな。」と軽い気持ちで入塾させたところ、公開模試の成績が思いの他良く、先生から中学受験を勧められたそうです。

しかし、小5の冬からの通塾は難関私立中学合格には遅すぎるスタート。結局C君は、中堅の私立中学しか合格できませんでした。

しかし、C君はここから爆発的に伸びました!

勉強のやる気が芽生え、校内では常に1位。C君ママも「うちの息子すごいじゃん!」と気付き、中1から週5の塾通いを始めたそうです。

そして、私立中学卒業後に晴れて第一志望だったラ・サール高校に合格。中学受験時の雪辱を晴らし、現役で国立医学部の合格も果たしました。

C君の体験から分かるのは、【中学受験が全てではない】ということ。そして【幼児教育も絶対ではない】ということです。

  • C君は特別な幼児教育は一切していない
  • 勉強は小学校のカリキュラム通り
  • ただ、小1までに平仮名と計算はできていた

C君ママは特別な幼児教育をしたわけではなく、小学校入学前までは平仮名と足し算引き算くらいしか教えていないそう。それでも、物心ついた後の”本人のやる気””親のサポート”で、ラ・サール高校に合格できています。

お三方の体験談を読むと、中学受験に”効く”幼児教育は【読み・書き・計算】の基礎を楽しく学ぶことだと分かります。

是非お子さまと一緒に、楽しく学力のベース作りを始めてみましょう。

4.【要注意】幼児期の先取り学習は”教育モンスターママ”を生む側面も

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

さて、先に紹介したB君ママのように楽しく幼児教育ができればいいのですが、これが難しいですよね。

もちろん、我が子も例にもれず、嫌がる・泣き叫ぶ・鉛筆を投げる・椅子に座らない、全部経験済みです!その度にイライラしていましたが、ある時気づいたんです。幼児に効果的に学習させるには、”怒るのは無駄でしかない”ということに…。

でも、それに気づく前までは【教育モンスターママ】になりかけていたことがあります。

  • 子どもが嫌がって全然進まない
  • 何度教えても分かってくれない
  • そもそも椅子に座ってくれない

このような状況になると、他の子と比べて焦りがでてしまいます。この”焦り”が親にとっては毒。私も幼い我が子を怒鳴ったことが何度かあります。

でも、怒ったところで火に油。ママが怒鳴ると子どもは益々泣いて、もう勉強どころではなくなりますよね。それに、学びが楽しさとは対極の苦痛なものになってしまいます。

①とにかく褒める→できて当然のことでも褒める
②物心つく前から鉛筆を握らせる→机につくのを習慣づける
③負荷を掛けない→食事や睡眠のように習慣にして少しずつ取り組む

この3つを意識して取り組めば、楽しい家庭学習ができるはずです。

ライターM

怒りたくなったら”褒める”!これが大事です。

幼児教育は”楽しく”&”コツコツ”が大事

「○○中学を目指して幼児教育を頑張る!」と意気込んでいる人もいるかもしれませんが、幼児教育で合否が決まるわけではありません。

それに、中学受験が全てでもありません。

幼児教育のキーワードは”楽しく”&”コツコツ”!私立中学を受験する・しないにこだわらず、幼児期からコツコツ学びを続けることはお子さまの糧になります。

気負い過ぎず、子どもとの触れ合いを楽しみながら幼児教育を行いましょう。


一人で悩んでいるママやワーママへ。

PRIME編集部のワーママ歴14年目現役ワーママと話してみませんか?

家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。

そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。

そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。

私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。

しかしママになったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子どもを育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。

また、ワーママの名札をつけたことで理不尽なことや自分の中の葛藤とも戦うことになりました。もちろん、育休明けは保育園に預けた後、泣く我が子を思っては泣く日々。

そうやって社会や自分に対して色んなことを感じながらも、当時はどこかで折り合いをつけ自分を納得させていたと思います。

でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子どもも大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。

そこに至るまでは、近すぎるゆえ同僚やママ友には言えないこともたくさんありましたが、人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。

女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも前向きになれることが意外とありますよね。

もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?

もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部の現役ワーママミイ又はみわが対応させていただきます。

私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。

どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!

提供・PRIME



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