【家で焼肉の心得】デメリット①煙すぎる
家で肉を焼くとモクモクと煙が発生します。 焼肉は食べる分を順に焼くので常に煙が蔓延する状態になりがちです。
焼肉店では専用の換気がコンロの上に設置されている場合が多く、煙を発生してすぐに外へ出すことができます。 家の場合、キッチンのコンロ上にしか換気扇が無いのでテーブルで焼肉を行うとどうしても部屋の中が白い煙でいっぱいになってしまうのです。
【家で焼肉の心得】デメリット②タレの味は実現できる?
焼肉の醍醐味はタレです。 肉にしみ込んだタレの味、甘みも辛みも効いていてグッときますよね。 家では再現できないと思うタレのレシピを求めて焼肉店へ向かうことも多いはずです。 しかし、そのレシピを解明するためには味が複雑で難しいです。
家で活用される市販の焼肉のたれも美味しくなってきましたし、焼肉店がプロデュースするタレも売られています。 しかし、実際に焼肉店のレシピで作られるタレで食べる肉の味付けには敵いません。
【家で焼肉の心得】デメリット③匂いが残る
焼肉の美味しい匂いは終わってからも家にこびり付いてなかなか落とせません。 家に残る焼肉の匂いは不快でしかありませんよね。
家のキッチンのコンロで肉を焼いたとしても部屋中に匂いが移ります。 家のテーブルで焼肉を行うと、その匂いの強さはキッチンのコンロで焼いた場合の倍以上です。 洋服、テーブルや床、家具、カーペット、クッション、ソファー…
取り返しのつかない匂いに家では焼肉をしないと決めて、焼肉店へ通っている人も多いと思います。
【家で焼肉の心得】家でも可能!煙と匂いの対策
家で焼肉を行うことをためらう理由として多いことが煙や匂いです。
家では煙は部屋中にモクモク広がって息苦しくなります。 壁やカーテンについた匂いはなかなか落ちません。 家焼肉では事前の対策と後始末が大切ですよ。
【家で焼肉の心得】①移動させるか隠しましょう
家の布製品には焼肉の匂いが付きやすいです。 クッションやソファー、カーペットやカーテンなど家の中には布製品があふれています。
家焼肉を行う部屋とは別のところに移動させましょう。 移動が難しいソファーなどの家具は隠しましょう。 新聞紙などをかぶせるだけでも十分ですよ。
匂いは細かい粒子です。
焼肉を行うと、焼肉の脂を含んだ成分が細かい粒子となって浮遊して布に付着します。 隠せば匂いの粒子は直接布に着地しないで済むので匂いが移らないで済みますよ。
【家で焼肉の心得】②換気の導線を考える
家焼肉の煙や匂いの対策として、換気扇を回すだけでは効果が少ないです。 家に空気が入るところ、家から空気が出るところを考えて煙や匂いが風に乗って家から流れ出るように考えましょう。
匂いは浮遊している焼肉の脂を含んだ粒子です。 そして、煙も不完全燃焼の結果にできる粒子です。 風に乗って家から流れて出てくれれば家の中に粒子が充満することを防ぐことができます。
換気扇のスイッチを入れた後、家の窓をあけましょう。 家に窓が多くあるのであれば2つ以上あけておくとより効果的ですよ。
即効性に優れる空気清浄機は換気の手助けをしてくれます。 家に空気清浄機がある場合は付けておくようにして下さいね。
【家で焼肉の心得】③焼いている最中は脂を吸い取る
家焼肉の煙は残った肉の脂を熱し続けることで発生している場合があります。 また、匂いの成分は脂が揮発して粒子となって浮遊して発生しています。 拭きとっておけば煙や匂いの発生を抑えることができますよ。
家焼肉では肉から出た脂は、焼くたびにティッシュで拭きとるようにしましょう。
【家で焼肉の心得】④後始末は水拭きもしよう
煙や匂いの成分は粒子です。 粒子が家の中に付着しているために匂いが残ります。
ならばしっかり家の中を水拭きしましょう。 床、家具はもちろんですがテレビや照明器具などの家電製品、壁もしっかり忘れずに拭きましょう。
100円ショップで売られる「重曹水」は脂汚れを落とす効果が期待できます。 重曹は弱アルカリ性なので、酸性の脂汚れを効率よく落とすことができるのですよ。 水拭きだけでは家の中がスッキリしないという方にはオススメです。
【家で焼肉の心得】炭火に対抗!フライパンで直火
家のコンロでフライパンを使っても焼肉を美味しく焼くことができます。 家のコンロでフライパンを使って焼肉やステーキを焼くと、肉汁が出てしまいお店で頂くような焼き具合にすることが難しいですよね。
コツさえつかめば家庭のコンロを使ってフライパンで美味しく家焼肉を楽しめます。 美味しく肉を焼くためにはコツがいるのでご紹介します。
【家で焼肉の心得】①フライパンは鉄製
フライパンはテフロン加工の物より昔愛用されていた鉄製のフライパンがオススメです。
肉を焼くにはフライパンを強火でアツアツに熱する必要があります。 強火を続けるとテフロンのフライパンではテフロン加工が剥がれる可能性があるので、鉄製のフライパンの方が肉を焼く時には合っていますよ。
【家で焼肉の心得】②肉は焼く前に常温にしておく
肉の表面と中心の温度に差があると、フライパンで上手に肉汁を閉じ込めて肉を焼くことができません。
肉全体が均一の温度に戻った肉であれば肉汁を閉じ込めて焼くことが可能です。 冷蔵庫から出した後、最低でも30分は常温の場所に置いて肉全体の温度を均一に戻しておきましょう。
【家で焼肉の心得】③フライパンをアツアツにして肉を焼く
常温に戻して肉全体の温度が均一になってから、コンロで熱したフライパンで一気に焼くことで肉汁を閉じ込めることができます。 肉をフライパンにのせてジューっと音がすればコンロで熱するフライパンの温度はOKですよ。
コンロを強火のままフライパンで肉を両面焦げ目がつくまで焼きます。 一度に焼こうとせず、少しずつ重ならないように肉を焼きましょう。
【家で焼肉の心得】④焦げ目がついたら中火に戻す
コンロは強火のままフライパンで両面に焦げ目がついたらコンロを中火にして肉の中に火を通します。 コンロを強火のままフライパンで焼きあげると肉の周りだけ焦げてしまったり、火が通りすぎて触感が悪くなったりします。
薄切りの肉であれば、コンロを中火にする必要はありません。 コンロを強火で片面を焼いて裏返したらさっと火を通してパクっと食べて下さいね。
多少厚みのある肉の場合はコンロを強火にして肉の周りを焼き固めてからコンロを中火にして、じっくり中に火を通すイメージです。
フライパンでも肉汁あふれるジューシーさと、カリッとした焦げ目の両方が実現しますよ。