お城の次は、城下町散歩

松本は、城郭を中心に計画的に造られた城下町で、その名残は町名にも多く残り、当時をしのぶことができます。時代をさかのぼったかのような町並みが広がる場所もあるので、ぜひ歩いて散策したい城下町です。

なわて通り

長野県松本市で絶対に見たい!国宝松本城と城下町散策
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

松本城からは歩いて5分、松本駅から歩いても10分とアクセスしやすい場所にあります。縄のように長い土手からなわてと呼ばれるようになったこの通りのシンボルは、カエル。カエル大明神など、街のあちこちでカエルのオブジェが迎えてくれます。

懐かしい玩具や駄菓子、地元の名産や特産品を扱うお店が50軒ほどつらなっており、お土産探しにも楽しい通りです。

中町通り

長野県松本市で絶対に見たい!国宝松本城と城下町散策
(画像=PIXTA トリップノートより引用)

縄手通りとは女鳥羽川を挟んで対岸にある中町通り。白壁と黒なまこ壁の土蔵が立ち並び、懐かしい風景が続きます。

西から東へ抜ける善光寺街道沿いにあり、江戸の昔には酒造業や呉服業など数多くの問屋で賑わったこの通りは、 現在では民芸店やお洒落な工芸店、隠れ家的カフェなどが点在します。

レトロモダンな旧開智学校

長野県松本市で絶対に見たい!国宝松本城と城下町散策
(画像=Olive トリップノートより引用)

旧開智学校校舎は、遡ること明治6年に、第二大学区第一番小学開智学校として開校しました。現在保存されている校舎は、明治9年に新築され、昭和38年まで実際に使われていた国内でも最古の学校校舎の一つです。また、校舎は明治時代に流行した和洋折衷の擬洋風建築で建てられており、重要文化財にも指定されています。

工事費は当時の金額で約1万1千円。現在の価値に換算すると約2億2千万円もかけられています。このうち7割は町民の寄付だったそうですから、松本の人々がどれほど子どもたちの学問に力を入れようとしていたかが伺えます。

長野県松本市で絶対に見たい!国宝松本城と城下町散策
(画像=Olive トリップノートより引用)

モダンで美しい校舎内も見学可能で、現代までの教育資料が展示されています。校舎内も明治時代の情緒をたっぷりと感じられる華やかな校舎です。

長野県松本市で絶対に見たい!国宝松本城と城下町散策
(画像=Olive トリップノートより引用)

角が丸くなって傷だらけになった机と椅子を見ていると、子供たちの声が聞こえてきそうな気がします。

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