ファンデーションの使用期限を過ぎるとどうなる?
ファンデーションを使用していて、ふと「いつから使い始めたかわからない」「1年以上使っているかも……」と思ったことがある女性は多いでしょう。
開封後の目安である使用期限を過ぎてしまっても、決して使えないというわけではありません。
しかし、ファンデーションの使用期限が過ぎると様々なことが起こります。
使用期限を過ぎたからといってすぐに何かが起こるわけではありませんが、使い続けることで悪影響が出る場合があるのです。
ここではファンデーションの使用期限が過ぎたらどうなるのかご紹介します。
肌トラブルが起きる
使用期限を過ぎるということは、それだけ空気に触れている期間が長いということ。
つまり酸化して、劣化していることが予想できます。
特に、パウダーファンデーションの場合は、何度もパフ、パウダー、肌と順につけていくので、お肌の皮脂や汚れなどがパウダーに付着することも考えられます。
このことから、肌荒れなど肌トラブルが起きる場合があります。
また、毛穴の開きや黒ずみ、ニキビ、シワなどのトラブルを促進させ、蓄積していくと肌の老化が進む原因にもなります。
有効成分による効果が得られない場合がある
ファンデーションには肌をトーンアップさせたり、シミやソバカスをカバーしたりするなど肌の色味をきれいに見えてくれる役割を果たします。
しかし、使用期限が過ぎていると、変色や変質が起こる可能性が考えられることから、有効成分による効果が期待できない可能性があります。
未開封なら使用期限が過ぎても大丈夫?
未開封なら3年以上経っても使用できるかと言われればそうでもありません。
3年も経てば、空気に触れていなくとも成分によっては変質している可能性も否めません。
未開封でもすぐに使用するのではなく、手でパッチテストを行ったりして状態を確認しましょう。
使用期限が切れているのを見極めるには?
ファンデーションの使用期限が切れていそうだなと感じたら、以下のことをチェックして見極めるようにしましょう。
- 水分と油分が分離してないかどうか(リキッドファンデーション)
- 変色していないかどうか
- 香りがない、変な匂いがしていないかどうか
- 液体が濁っていないかどうか
などが、使用期限が切れている目安になります。
使用前に不安な人は、このような状態になっていないかチェックをした上でパッチテストを行い、使用を判断しましょう。