子育て世代の田舎移住は人間関係が鍵
田舎移住の鍵となるのは、人間関係です。これは子育て世代の方は特に!さきほど、軽く村八分というお話をしましたが、とにかく都心部よりも人間関係が濃くなる一面もありますし、逆に言えば、人口が少ないからこそ、人付き合いがうまくできないと浮いてしまうんです。人間関係を楽しめないと、孤独が待っていることも…。
具体的に田舎への移住生活と、人間関係について少しご紹介しますね。
田舎移住の人間関係は楽しめるか否かの重要ポイント
田舎では、すれ違う人と『こんにちは~』なんて挨拶をするのは普通のことです。その回数が増えていき、自然と知り合いが増え…人間関係が楽しくなってくる…それこそが移住生活の良いところではないでしょうか?
しかし、出不精な方や人見知り、あまり人と関わるのが得意ではない、あるいは気を遣ってしまう性分で…といった方の場合、こういった人間関係が億劫で精神的な負担に感じてしまうかもしれません。
もちろん、同性代ばかりではありませんから、自分の両親より年上の方もいますし、根っからの地元の方もいれば、同じ移住者もいます。その見知らぬ土地での生活だからこその関係性を、『自分の新しい世界』として楽しめないのであれば、苦痛の移住生活になってしまうでしょう…。
家族がいればそれで良い…と思っていられるのは最初だけ!人間関係を楽しめず、孤独を感じて帰ってしまう移住者って多いんですよ。
子育て世代の田舎移住は親の関係も重要
都心部でもママ友関係ってもちろんありますが、移住生活では親同士の関係が子どもに影響することが都心部よりも多くあります。都心部よりも人口が少ない分、人間関係の構築に失敗すると、ハッキリ言って、逃げ場がありません。少子化もあり、田舎ともなると、ママ友のコミュニティー自体も少ないですからね…。
ある程度のコミュニケーション能力とフットワークの軽さがないと、子どもの友達も増やせません。
田舎移住で子育て世代が注意したいこと
田舎移住にはいくつか注意すべきこともあります。それを知らずして、期待と夢ばかりを抱いていても、楽しいはずの移住生活が一気に台無しになってしまう危険だってあるのですから。
自分たちの豊かな生活のための移住、されど、地元の方たちあってこその土地ですから、ルールや心得て置くべき注意点もあるということ。地元の方の生活に入っていくために、気を付けるべきことってあるんですよ♪
田舎移住で子育て世代が注意したいこと①都会者意識は捨てる
都会の当たり前の子育ての感覚は捨てましょう。たまにいます、移住者が移住先での常識を『所詮田舎だから』と小ばかにしている方。これでは、田舎移住は楽しめるわけがありません。
むしろ、せっかくの田舎移住にも関わらず、自分の常識を押し付ける発言をしようものならば、敵を作るだけですからね。都会の常識・当たり前ができていなかったとしても、『それがこの町』として受け入れて愛せるでしょうか?
たとえば、職場。都会では当たり前のコンプライアンスがまだ行き届いていないこともあります。ペットの飼育に関することも、子育てについても、生活のあらゆるもので、ギャップを感じることがあるでしょう。
ただ、そんな経験をしても、その『移住先での当たり前』やルールがあり、万が一にも『これまでのところではこれが当然なのに』にたいなことを言ってしまうと、周りを不快にさせてしまいます。
田舎移住で子育て世代が注意したいこと②噂に注意!
人口が少ないエリアでの田舎移住で配慮しておくべきは、噂!これも人間関係が重要だという裏返しでもあります。人間関係が密だからこそ、1人に話したら、翌日には複数の人が知っているのは当たり前に起きることなんですよね。特に、広まっても良い話ならまだしも、人間って、悪い噂の方が広がりやすいのも事実。
しかも言うまでもなく、言ってもいないこと・意図しないことが勝手に独り歩きします…。
勝手な憶測が事実かのように広まっていき、尾びれ背びれがつき…。そこには嫉妬のようなものもありますが…。噂をされている立場になっても、聞く立場になっても、その内容は気持ちの良い話ではなく、手がつけられない状況になるのです。
だから、人間関係を上手にできないと田舎移住に失敗する可能性が高いんですよね。いくら割り切っていても、噂のスピードや内容にうんざりしてしまうかも…。
田舎移住で子育て世代が注意したいこと③可能な限り町に貢献!
町内会などはもちろんですが、市内・町内でのボランティアなどにも参加してみることをおすすめします。移住前の生活ではきっと、そういったことを強要されることもなかったのではないでしょうか?
もちろん、強制も強要もできないものですが、町に溶け込むためにこれは重要な意味があります。自分の周りの関係向上の意味でも、町内の人の助けになることは進んでやってみるのもいいですよ♪ゴミ拾いなんかから始めてみませんか?