下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
3月3日、秋篠宮家の長男・悠仁さまが人生初めての記者会見を! 自身、緊張していると話しながらも、しっかりと臨まれて個人的には非常に好印象だった。しかも驚いたのが会見翌日発売の「週刊女性」では、まるで会見を“すでに見た”ことが前提の記事が……。すごいな、これも予定稿というのだろうか(笑)。
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第736回(2/20〜3/4発売号より)
1位「木村拓哉 フジ『俺が救う』『教場』続編覚悟の男気始動」(「女性自身」3月11・18日合併号)
同「なくなってほしくないフジテレビ番組ランキング」(「週刊女性」3月18日号)
2位「内田有紀 俳優恋人とついに決断『30年所属事務所独立で再婚へ』」(「女性自身」3月11・18日合併号)
3位「中山美穂さん実母と絶縁妹中山忍が焦燥――『お墓が決まらない』」(「女性自身」3月11・18日合併号)
木村拓哉、中居正広の尻拭いでフジテレビを救う?
一時の大騒動もすっかり一段落した中居正広性加害問題。今後は急ピッチで進められているという第三者委員会の報告を待ちたいが、今週も問題をスクープした「女性セブン」“以外”で、騒動の余波記事が掲載されており、いろんなバリエーションがあって楽しい。
まずは「女性自身」。クローズアップされたのは、かつての中居の朋友・木村拓哉だ。中居問題で中居以上ともいえる批判に晒されているフジテレビ。そのためフジへの出演を拒否するタレントも出てきている中、その救世主ともいえる存在が木村だと「自身」は解説している。
その理由は、木村主演ドラマ『教場』(フジテレビ系)の存在だ。“続編嫌い”と言われた木村だが、『教場』は大きな話題となりシリーズ第3弾まで放送された。そして第4弾ドラマも24年春に単発ドラマとして放送予定だったが、しかし木村の意向から脚本の見直しなどが行われ収録が延期された。つまりいわくつきの作品となったわけだ。