【5】舟に乗って商家の街並みを楽しもう!「小江戸さわら舟めぐり」
佐原で観光を楽しみたい方におすすめのアクティビティが、「小江戸さわら舟めぐり」。伊能忠敬旧宅の近くにある樋橋(とよはし)から、約30分間にわたって舟下りを楽しむことができます。雨が降っても屋根を備え付けており、また冬にはコタツも用意。季節や天候を問わずに乗船可能です。
舟に乗っている間、船頭さんから佐原の街並みや歴史について学べます。また運が良ければ、舟の起終点である樋橋で橋から落水する様子を舟から眺めることも。柳の木と歴史的建造物の風景を楽しみながら、有意義な時間を過ごしましょう。
【6】千葉県の文化財に指定された雑貨店「中村屋商店」
小野川沿いに位置する「中村屋商店(なかむらやしょうてん)」。江戸時代末期に建てられた荒物や雑貨を取り扱うお店で、千葉県の有形文化財に指定されています。
店内では草履(税込3,960円)をはじめ、かわいい絵柄を描いたうちわ(税込1,430円)、のれんの布を使ったエコバッグ、かんざしなど、様々な雑貨を販売。お気に入りのアイテムを探してみては。
【7】ふとん店をリノベーションした喫茶店「珈琲玉澤」
先程ご紹介した中村屋商店から歩いてすぐのところにある「喫茶玉澤(きっさたまざわ)」。かつてふとん屋だった店舗をカフェにリノベーションしたお店で、観光客はもちろん地元の方からも人気を集めています。
店内ではカフェラテをはじめ、水出しコーヒー(税込400円)、ピンクレモネード(税込400円)など、テイクアウトも可能なドリンクを提供。ティラミスやパウンドケーキといったスイーツも充実しており、散策でひと息つきたい方におすすめですよ♪
【8】町家をリノベーションしたリゾートホテル「佐原商家町ホテル NIPPONIA」
佐原で泊まりたい方におすすめのホテルが「佐原商家町(さわらしょうかまち)ホテル NIPPONIA(ニッポニア)」。築100年を超える商家をリノベーションしたホテルで、佐原の文化や歴史を感じながら有意義な滞在や食事を楽しめます。チェックインするのは、レストランがある「KAGURA(カグラ)棟」。手続きをした後、宿泊棟へ移動します。
佐原の町を「ひとつのホテル」として考えていることもあり、宿泊棟は小野川沿いを中心に5つあります。県の指定文化財に選ばれた建物を活用した「GEISHO(ゲイショウ)」や、「GOKO(ゴコウ)」など、和の趣を感じながら過ごせます。
千葉の食材を使った創作フレンチが味わえる「レストラン LE UN」
「KAGURA棟」の中にある「レストラン LE UN(ルアン)」。地産地消をテーマに千葉の食材を使った本格フレンチが味わえるお店で、宿泊をしなくても利用できます。店内は古い蔵をリノベーションしており、落ち着いた雰囲気の中で食事を堪能できます。
ランチでは北総(ほくそう)の旬の食材を使ったコース料理(税込3,080円~)を提供。前菜のサーモンをテリーヌにした「プレッセ」では、ブロッコリーの食感とレモンの風味がサーモンの旨さを際立てます。
また主菜は、肉または魚料理を選ぶことができます。筆者が訪れた際は、千葉の地鶏「水郷地鶏」を糀でマリネしたローストと落花生をペーストにした料理や、地元の地酒で蒸した地魚とタケノコの料理などがありました。地酒やワインとともに試してみては。
さつまいもを使ったモンブランが味わえる「VMG CAFE」
さらに忠敬橋の近くにある「GEISHO(ゲイショウ)棟」内の「VMG CAFE(ヴィエムジー カフェ)」にも注目。2021年3月よりカフェの営業も行っており、13時~16時の時間帯で地元の食材を使ったスイーツとドリンクを味わえます。
提供するのは「サツマイモモンブラン」。千葉・香取産のサツマイモ「紅はるか」を使った生絞りモンブランでサツマイモの芳醇な香りと、しっとりとした上品な甘さを楽しめます。パイ生地とサツマイモ、バニラアイスと一緒に味わってみて。
またドリンクではコーヒーのほか、アメリカ・サンフランシスコで誕生したティーブランド「Mighty Leaf (マイティーリーフ) 」の紅茶(税込900円)も提供。エキゾチックな香りが楽しめる「オーガニックアールグレイ」や、メロンとピーチの香りをブレンドした「ホワイトオーチャード」など、6種類の紅茶を堪能できます。