17位:オペラ座(フランス・パリ)
かの有名なミュージカル『オペラ座の怪人』の舞台となった「オペラ座」ことガルニエ宮。公募された171件のデザインの中から選ばれた設計者シャルル・ガルニエの名前がそのまま宮殿の名前となりました。
別名「オペラ座」とも呼ばれていますが、1989年に「オペラ・バスティーユ」が誕生して以降、こちらの施設ではバレエや小規模なオペラ公演が主体となっています。公演は夜に行われるため、日中は施設内の見学が可能です。まさに『オペラ座の怪人』を彷彿とさせる豪華絢爛な内装は一見の価値ありです!
18位:サン・マルコ広場(イタリア・ヴェネツィア)
ヴェネツィアの主要な観光スポットはこの「サン・マルコ広場」にあるので、ヴェネツィアに到着したら、まずはサン・マルコ広場に足を運んでみましょう。
広場の正面には「サンマルコ寺院」、左右に「時計塔と鐘楼」がそびえ、寺院の隣には「ドゥカーレ宮殿」が建っています。またかつての皇帝ナポレオンがこの広場に足を踏み入れた際、「世界一美しい広場だ」と絶賛したと言うことで有名な広場でもあります。
広場周辺にはテラス席のカフェがあるので、コーヒーを飲みながら広場でゆっくり過ごすのもおすすめです。
19位:モンサンミッシェル(フランス)
フランスの言わずと知れた世界遺産「モンサンミッシェル」。小島の上に建てられた修道院は、満潮時には海に浮かんだように見え「西洋の驚異」と称されています。
実際目の前に立つとその迫力に圧倒されるとともに、まるで芸術作品のような美しい姿に感動します。対岸の草原から遠くに見えるモンサンミッシェルも絵になりますよ。
モンサンミッシェルのメイン通り沿いには、お土産屋さんやレストラン、カフェなどが並んでいます。なかでもオススメは「ラ・メール・プラール」。モンサンミッシェルに来たら「ラ・メール・プラールのオムレツ」と言われるほど、フワフワしたオムレツが有名です。
19位:ヴェルサイユ宮殿(フランス・パリ)
仏王ルイ14世によって建設された、フランス随一の豪華さを誇る「ヴェルサイユ宮殿」。歴史上有名なマリー・アントワネットも住んでいました。とにかく広いヴェルサイユ宮殿内には様々な見所がありますが、なかでも一番人気なのが「鏡の回廊」です。
クリスタルのシャンデリアと、578にも及ぶ鏡が埋め込まれた豪華絢爛な空間の長さは、75mにも及びます。こちらの回廊は、当時宮殿を訪れた人々の待合室として使用されたほか、祝宴や儀式の場としても使用されました。あの歴史的なヴェルサイユ条約の締結もこの場で行われています。
パリ市内からは少し離れてしまいますが、パリから電車で45分程でアクセスでき、パリ観光の定番のひとつでもあります。
21位:グエル公園(スペイン・バルセロナ )
「グエル公園」はもともと、ガウディのパトロンであったグエルが、ガウディに依頼して都市開発プロジェクトを行なった場所です。当初は60戸の田園住宅街として建設されたものの、売れたのは2戸(しかも買い手は、グエルとガウディ)。結局、住宅地としては成功せず、後に公園として市民に開放されました。
グエル公園は無料エリアと有料エリアに分かれており、人気写真スポットであるモザイクのドラゴンがいる中央階段や列柱ホール、タイルやガラスで飾られた波型のベンチがあるテラスなどは有料ゾーンとなっています。
また有料ゾーンのテラスからは、バルセロナの街を一望することもできます。かつてガウディが暮らした家は現在、ガウディ博物館として公開されています。
22位:カサ・バトリョ(スペイン・バルセロナ )
グラシア通りにある「カサ・バトリョ」は、同じく人気の観光スポットである「カサ・ミラ」から徒歩10分の場所にあります。
1877年に建てられた集合住宅を、オーナーのバトリョがガウディに増改築を依頼して現在の姿になりました。隣接する「カサ・アマトリエール」への対抗心から、より豪華に際立たせたいという思いで全面リフォームを行ったそう。
地中海からインスピレーションを受けたという建築は、一切の直線的表現を排除して、全体を自然の曲線美で装飾しています。
すべてが曲線で構成された入り口ホールや、ガウディが細部までデザインした階段や扉、屋上のオブジェのような煙突、大窓が目を引く外観、人工工学に基づいて設計された家具など、見どころがたくさん!日本語のオーディオガイドもあるので、より深くガウディワールドを理解しながら見学することができます。
23位:ウェストミンスター寺院(イギリス・ロンドン)
ロンドンを代表する観光名所の一つ「ウェストミンスター寺院」。11世紀に建設されて以来改築を重ねて現代の姿になった大聖堂です。ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤル・ウエディングが催されたことでも有名ですね。
こちらは1066年のウィリアム征服王の戴冠以来、歴代の英国国王の戴冠式が行われてきた歴史ある教会ですが、実はアイザック・ニュートンを始めとするイギリスの著名人が埋葬されている場所でもあります。入場チケット購入後、無料のオーディオガイドを受け取ることができるので(日本語もあります)、そちらを耳に当てながら見学していきましょう。寺院内は写真撮影禁止なので、くれぐれもご注意ください。
24位:カサ・ミラ(スペイン・バルセロナ )
グラシア通りにある観光名所「カサ・ミラ」。石と鉄で波打つような曲線を描く外観がひと際目を引く建物はバルセロナ市民から「ラ・ペドレラ(石切り場)」の愛称で親しまれ、今なお住人が暮らす民間建築です。
実業家ペレ・ミラとその妻からの依頼を受けて、ガウディが54歳のときに設計。どの部屋にも自然光が入るように考えられ、通気性の良さにもこだわり、見た目のインパクトだけなく快適な住み心地を実現しています。
見学用の住居スペースには、1900年代初頭のブルジョア階級の家を再現した家具が置かれており、当時の様子を体感できる空間となっています。