32位:サン・ピエトロ広場(イタリア・ローマ)

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(画像=PIXTA、tripnote.jp photo by えみりん♪さん、tripnote.jp photo by えみりん♪さん、トリップノートより引用)

「サン・ピエトロ広場」はサン・ピエトロ大聖堂の前に広がる楕円形の広場で、ローマを代表する芸術家(彫刻家・建築家・画家の肩書を持つ)ベルニーニが設計しています。

広場の大きさは長さ340m、幅は240m、最大30万人を収容できる広大な敷地です。広場から大聖堂を見上げた際に140体もの聖人像が並ぶ光景がドラマチックで、ベルニーニらしい空間演出となっています。

中央にそびえるオベリスクはローマ皇帝がエジプトから持ち帰ったもので、高さ25.31mにもなります。サン・ピエトロ大聖堂に向かって右側の回廊の奥には、教皇の邸宅があります。毎週日曜の12時になると、建物の4階・右から2番目の窓からローマ教皇が姿を見せ、お祈りをされます。

34位:ウフィツィ美術館(イタリア・フィレンツェ)

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イタリア国内に数多くある美術館の中でも、収蔵品の質・量ともに最大規模を誇る「ウフィツィ美術館」。世界的にも有名なこの美術館には、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラッファエロなど、名だたる芸術の巨匠たちの作品をはじめ、イタリアルネッサンス時代の美術品が主に展示されています。

当時フィレンツェで権力を握っていたメディチ家が趣味で集めた作品が中心となっており、元々は個人の家のコレクションだったというのも驚きです。美術館の中は全部で45の部屋に分かれており、有名な作品だけを見て歩いても1時間以上はかかる広さです。

イタリアルネッサンス時代を代表するレオナルド・ダ・ヴィンチ作の『受胎告知』、ミケランジェロ作の『聖家族』など、どこかで1度は目にした事のある作品も多く並んでいます。

35位:ポンテ・ヴェッキオ橋(イタリア・フィレンツェ)

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アルノ川に架かる「ポンテ・ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)」。橋の両脇には宝飾店が軒を連ね、常に観光客で賑わっています。

橋は上下2層になっており、2階部分は、ウフィッツィ美術館とピッティ宮殿とを結ぶメディチ家専用の「ヴァザーリの回廊」と呼ばれる通路でした。一度も外に出ることなく職場までの通勤路を作るなんて、どれほどの隆盛を極めていたのでしょう。

また、ヴェッキオ橋を正面から写真に写すことができるのが、グラツィエ橋(Ponte alle Grazie)です。特に夕日の時間帯が綺麗と評判ですが、朝・昼・晩いつ訪れても見応えのある景色を堪能できます。

36位:ロンドン塔(イギリス・ロンドン)

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ロンドンを流れるテムズ川岸、イースト・エンドに築かれた中世の城塞「ロンドン塔」。正式名称は「女王陛下の宮殿にして要塞」となっています。世界遺産にも認定されているこちらの塔は、これまでに監獄、王宮、宝物庫などとして利用され、現代も儀礼的な武器などの保管庫や礼拝所などとして使用されています。

1471年から1601年にかけての監獄時代、合計で8人もの貴族が処刑されていることや、現代でも処刑された亡霊達が彷徨って怪奇現象を起こすという「いわく」付きの塔としても有名で、別名「恐怖の塔」とも呼ばれています。

そんなロンドン塔の現在は、華やかな時代に実際に使われていた王冠やその他のアイテムが展示してある塔、処刑場だった時代に使用されていた拷問道具などが展示してある塔に分かれています。

37位:ミケランジェロ広場(イタリア・フィレンツェ)

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フィレンツェの街の中心部から少し離れた丘に「ミケランジェロ広場」があります。

街全体を一望できる絶景ポイントでもあるこちらの広場は、恋人達のデートスポットとしても有名です。広場の中心にはミケランジェロ広場の名に因んでか、ダビデ像のレプリカも設置されています。

広場周辺には露店があったり、広場から見える景色の絵を売っている人も多く、ここでお土産を買う事もできます。

38位:ドゥオモ広場(イタリア・フィレンツェ)

フィレンツェに来たら必ずと言っていいほど「ドゥオモ広場」を訪れることだと思います。ドゥオモとは街を代表する教会のことで、フィレンツェでは先に紹介した「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」が街を代表するドゥオモとなります。

そしてこの大聖堂前にある広場がフィレンツェの中心部=ドゥオモ広場となっています。この広場には大聖堂のほかにも「ジョットの鐘楼」「サン ジョヴァンニ洗礼堂」が建てられています。

38位:ナヴォーナ広場(イタリア・ローマ)

ローマで最も美しい広場の1つと言われているのが、こちらの「ナヴォーナ広場」。古代ローマ時代のドミティアヌス競技場跡地に作られた、2000年以上の歴史を持つ広場です。広場の中心には、ローマを代表する天才芸術家・ベルニーニが手がけた「四大河の噴水」があり、ベルニーニ作品の中でも傑作と称されています。

それゆえに多くの観光客で賑わっているのですが、ローカルの待ち合わせ場所としても親しまれているスポットです。また広い広場の中では数々のストリートパフォーマンスが繰り広げられているので、行く時々によって様々な楽しみに出会えます。

加えて毎年クリスマスの時期になると、クリスマス・マーケットが開催される広場としても有名。12月から1月の初旬にかけてローマを訪れる際には、クリスマスならではの独特の雰囲気もぜひ体感してみてください。

40位:ナショナル・ギャラリー(イギリス・ロンドン)

「ナショナル・ギャラリー」は、世界最大級の規模を誇る美術館です。美しい内装もさることながら、ゴッホやモネ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどが手がけた名画の数々を無料で楽しむことができるスポットです。館内には、13世紀から19世紀にかけて描かれたヨーロッパの名画が2,300点以上も展示されており、特にゴッホの『ひまわり』には、常に人だかりが出来ています。

設立当初はパリにあるルーヴル美術館や他の国立美術館に比べて規模が劣ると言われていた英国のナショナル・ギャラリーですが、イギリスの中心地・トラファルガー広場前に移転後は、その便利な立地から、観光客をはじめ多くの来館者を集める人気スポットへと転身を遂げました。