24位:タワー・ブリッジ(イギリス・ロンドン)
ロンドンのランドマークとして、ロンドナーからも観光客からも愛されているのがこちらの「タワーブリッジ」。東京でいう所の東京タワー、パリでいう所のエッフェル塔ともいえる、ロンドンを代表するランドマークです。
洗練されたそのデザインと橋自体が生み出すロンドンの街の景観で人気を集めていますが、実はこのタワーブリッジ、「跳ね橋」であるということも忘れてはいけません!
大型船からの要請に応じて開閉が行われるために不定期での開閉となりですが、どうしても見たいという場合にはタワーブリッジの公式ホームページ上で1~2か月先程度までの開閉予定時刻を確認することができます。橋が左右に分かれてダイナミックに開閉する様子は、圧倒されること間違いなし!
26位:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(イタリア・フィレンツェ)
フィレンツェのランドマークとなっているのが「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」。150年近くかけて建てられたこちらの聖堂は、外装にイタリア国旗の色でもある赤・緑の大理石が用いられており、細やかな装飾がいたる所に施されています。
別名「花の聖母マリア」とも呼ばれ、その繊細な装飾や造りは、まさに「花」という名前の通りの美しさです。
聖堂の中にも様々な美術品が飾られていますが、ここは礼拝堂になりますので肩が出ている服、ミニスカートなどの太ももが出ている服での見学は禁止されています。ですが入場は無料となっているので、夏場の服装に気をつけて、お時間があれば是非入場してみてください。
27位:リアルト橋(イタリア・ヴェネツィア)
ヴェネツィアで一番有名な橋と言えば「リアルト橋」。石造のアーチ橋の上は沢山の商店が並ぶアーケードになっており、ヴェネツィアの観光名所ともなっています。
街の中心部に位置することからも、一日中多くの人でにぎわい活気に満ちているリアルト橋。橋からは運河や行き交う船を眺めることができ、ヴェネチアならではの気分が味わえます。
28位:キングスクロス駅(イギリス・ロンドン)
1990年代のイギリスを舞台に描かれた魔法学校の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の中で、「キングスクロス駅の9番線と10番線の間の壁にカートを押して、ハリーと仲間が消えていく」というシーンがあります。
そのシーンを再現したスポット「9と3/4番線」が実際にキングスクロス駅にあり、ハリー・ポッターファンを始めとする多くの観光客が訪れています。
その場に待機しているスタッフが杖やマフラーなどの小道具を貸してくれるため、みんな思い思いのポーズをとって楽しそうに撮影しています。今では、子供はもちろん、大人にとってもロンドンでの人気写真スポットの一つです。
29位:ピカデリーサーカス(イギリス・ロンドン)
ロンドンの繁華街「ピカデリーサーカス」は、昼夜問わず賑わっている人気の観光エリアです。道脇にある巨大なネオンサインはまさに大都会で、大興奮すること間違いなし!
中心部にある「ピカデリー・サーカス&エロスの像」はローカル定番の待ち合わせスポットとなっているので、噴水の階段に腰かけて、ぜひロンドンっ子気分を味わってみてください。
そのほかピカデリーサーカスでは、劇場での本格的なミュージカル鑑賞やショッピング、チャイナタウンでの食事などが楽しめます。
29位:ピサの斜塔(イタリア)
イタリアの有名な観光スポットの1つである「ピサの斜塔」。ピサ市にある世界遺産「ドゥオモ広場」にそびえています。この斜塔は、大理石でできた高さ55.7メートルの鐘楼です。
1173年に着工したものの、周辺の地盤の脆弱性が原因で、1185年頃から地盤沈下で傾き始めてしまいます。その後、間隔をあけながら少しずつ工事が進み、1372年に現在のような傾いた形で"完成"となりました。
傾いた8階建ての塔の高さは地上55m、階段は297段あり、予約すれば実際に登ることができます。斜塔内は傾いている上にすり減った階段のせいか、平衡感覚を失いそうになる不思議な空間。最上階の屋外に出るとピサの街を一望でき、また斜塔であることを改めて実感する貴重な体験ができるので、おすすめです。
31位:ノイシュバンシュタイン城(ドイツ)
ドイツ観光の代表かつ人気ナンバーワンの名所である「ノイシュバンシュタイン城」。ディズニー作品『眠れる森の美女』のお城のモデルと言われており、ウォルト・ディズニーが『眠れる森の美女』のお城をデザインする際、実際にこのノイシュバンシュタイン城を訪れていることが記録されています。
ドイツの人気観光ルート「ロマンティック街道」の最南端にある「フィッセン」から近い「ホーエンシュヴァンガウ」という村を拠点として観光するお城ですが、ドイツ観光の主要都市であるミュンヘンからも日帰りで行くことができるので、世界中から観光客が訪れる定番観光スポットでもあります。
32位:サン・ピエトロ大聖堂(イタリア・ローマ)
キリスト教の総本山の教会「サン・ピエトロ大聖堂」は、中央のクーポラが美しい、威風堂々とした佇まいの世界最大級の教会です。16世紀初頭に再建された際、当時ローマで活躍していた、ほぼすべての建築家や彫刻家が携わったとされています。
入り口の扉は5つあり、左から「死の扉」「善と悪の扉」「中央扉」「秘蹟の扉」「聖年の扉」となっており、「聖年の扉」は25年に1度しか開かない扉で、次に開くのは2025年の予定です。
大聖堂での必見はミケランジェロ作のピエタ像。死んだキリストを抱く、悲哀に満ちた聖母マリアの彫刻に胸を打たれます。時間と体力がある方は、教会内ドーム「クーポラ」にある展望台へ上ることもできます(有料)。そこから見下ろすバチカンの景色は、一度目にすれば、忘れることの出来ない景色となるでしょう。