ローマのコロッセオやトレビの泉、パリのエッフェル塔などヨーロッパの観光名所を、トリップノートの7万7千人の旅行好きトラベラー会員(2022年5月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!
1位:エッフェル塔(フランス・パリ)
パリの観光名所として名高い「エッフェル塔」。凱旋門と並び、パリのシンボルとして世界中で知られている、世界的にも有数の観光名所です。
「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産にも登録され、「世界一美しい鉄塔」として、多くの観光客が訪れます。
2位:コロッセオ(イタリア・ローマ)
ローマを象徴するシンボルスポットの1つ「コロッセオ」!かつてローマ市民を熱狂の渦に巻き込んだ闘技場の跡地です。
当時のローマ皇帝は、人気取りと政治への関心を市民から逸らすことを目的に、闘技会を連日開催。捕虜である兵士が剣闘士として登場し、猛獣を相手にしたり、剣闘士同士で戦わされたりしていました。映画『グラディエーター』で描かれた世界そのままですね。この闘技会は5世紀の中頃まで、300年にわたって続けられていたそうです。
コロッセオの収容人数は約5〜6万人とされており、こんなにも多くの観客を収容できる建物を建築したという当時の建築技術に驚愕することでしょう。またコロッセオの内部は非常に広く、足を踏み入れると、その大きさにも圧倒されるかもしれません。
3位:トレビの泉(イタリア・ローマ)
1762年に完成した、人口噴水の「トレヴィの泉」。トレヴィとは「三叉路」という意味で、この泉の前から3本の道が伸びていることから付けられています。高さは25m、幅は約20mと、ローマに数多くある噴水の中でも最大の大きさを誇る、巨大な泉です。その場に着くと、想像以上の大きさに驚くかもしれません。
トレビの泉で多くの観光客が行なっているのが、あまりに有名な「コイン投げ」。1枚投げればまたローマに来られる、2枚投げると好きな人と一生一緒にいられる、3枚投げると嫌いな夫や妻と別れられる、というおまじないになっています。
4位:エトワール凱旋門(フランス・パリ)
ナポレオン一世のフランス軍隊をたたえるために建設された有名な「エトワール凱旋門」。高さは50mあり、屋上の展望台に上ることができます。
284段のらせん階段をのぼった先にある展望台からは、パリの街を見渡す360度の大パノラマが広がります。
エトワール凱旋門が立つのは円形のシャルル・ド・ゴール広場で、この広場を中心に12本の通りが延びています。そのうちの一本がパリで最も美しい通りと言われるシャンゼリゼ通り。エトワール凱旋門からシャンゼリゼ通りを歩くと、カフェ、映画館、ブティックなどが並び散策が楽しいですよ。
5位:ルーブル美術館(フランス・パリ)
年間800万人が訪れる世界一来訪者数が多い美術館。アメリカのメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館と並ぶ世界三大美術館の一つに数えられています。またルネサンス様式の豪華絢爛なルーブル宮殿をそのまま美術館として利用しており、建物そのものが世界最大級の史跡でもあります。
展示スペースは6万平方メートルと大変広く、展示されている作品数は3万5千点とも言われます。
『ミロのヴィーナス』や『モナ・リザ』などの有名な作品が数多く展示されていますが、「代表的な作品だけでも観ておきたい!」という方は、おおよその目安として、頑張れば2時間でも回れますので、ぜひ世界三大美術館の一つに足を運んでみてください。
ちなみに7月14日のフランス革命記念日と、11月〜3月の第一日曜日は無料で入館できます。
6位:スペイン広場(イタリア・ローマ)
映画『ローマの休日』でも有名なのが、こちらの「スペイン広場」。17世紀、広場の南側にスペイン大使館があったためにスペイン広場と名づけられました。
映画では、主演のアン王女がジェラートを食べるシーンが有名ですが、今では保全のために階段でジェラートを食べることは禁止されています。
137段あるスペイン階段を上まで登っていくと、ローマ市内を一望することができます。また、スペイン広場近辺には高級ブティックが数多く軒を連ねているエリアでもあるので、観光と合わせて買い物を楽しむことも出来ますよ。
7位:シャンゼリゼ通り(フランス・パリ)
パリには、先に紹介した「エトワール凱旋門」が立つ円形のシャルル・ド・ゴール広場を中心に12本の通りが伸びています。そのうちの一本が、パリで最も美しい通りと言われる「シャンゼリゼ通り」です。
約2kmの通りはマロニエの並木道となっており、パリ散策の足休めに訪れたい素敵なカフェや、ルイ・ヴィトンをはじめとする高級ブティック、映画館などが並び、連日多くの観光客や地元の人たちで賑わいます。
8位:ノートルダム大聖堂(フランス・パリ)
パリで人気の観光スポット「ノートルダム大聖堂」は、セーヌ河岸にあるシテ島に位置します。
絵画の名作として知られる『ナポレオンの戴冠式』やディズニー映画『ノートルダムの鐘』の舞台にもなった、世界にもその名を知られる世界遺産の大聖堂です。
フランスのゴシック建築を代表する建物で、バラ窓と呼ばれるステンドグラスが有名です。
2019年4月に大規模な火災が発生し尖塔などを焼失。ステンドグラスも被害にあいました。
2024年にパリで開催されるオリンピック・パラリンピックに向け、5年以内に再建すると宣言はされていますが、完全復旧にはさらに時間がかかるとも言われており、しばらくは本来のノートルダム大聖堂の姿を見ることができない状態が続きます。